中央本線 名古屋発 東京行き 普通列車の旅 6 / 青春18令和2年冬紀行 初日
諏訪大社の下社春宮に来ています。
鳥居に拝礼して参道を進みます。
諏訪大社下社の主祭神はヤサカトメ、タケミナカタの妻である神様です。
といっても記紀にはこの名は出てきません。
国譲りの交渉の際、高天原からの使者タケミカヅチに力比べを挑み、負けて諏訪まで敗走してきました。とどめを刺そうとするタケミカヅチでしたが、タケミナカタは諏訪の地から外に出ないという条件で許してもらいます。
その後、この地の女神であったヤサカトメと結婚したのでしょうね。
ヤサカトメは2月から7月まで春宮に鎮座し、8月1日に秋宮に遷座され、翌2月1日に春宮に帰座されるそうです。
今は12月ですからヤサカトメの女神はここには不在で、秋宮のほうにいらっしゃるのですね。
「結びの杉」だそうです。
そして参道を進むと、その正面にどでーんとある建物
「神楽殿」
江戸時代前期の建立だそうです。
よけて進むと、神楽殿の裏に立派な殿社が現れました。
幣殿と拝殿が一緒になった「幣拝殿」
安永9年(西暦1780年)の建立で、国重要文化財だそうです。
手を合わせます
幣拝殿の左右に回廊の建物が付属しています。「片拝殿」だそうです。
向かって右側の片拝殿。
幣拝殿と同じ安永9年の建立で、こちらも国重要文化財に指定されています。
こちらは向かって左側の片拝殿。
春宮・秋宮ともに幣拝殿と左右片拝殿は重要文化財です。
そして殿社の向かって右側にたつ御柱(おんばしら)
「一之御柱」です。
御柱は殿社の四隅に建立されており、寅年と申年に開催される式年祭のたびに建替えられます。
向かって左側
「二之御柱」です。
この奥に三、四の御柱があるはずですが、確認はできませんでした。
諏訪大社 下社春宮
電話 0266-27-8035(下社秋宮)
JR下諏訪駅より徒歩20分
駐車場 有
コロナ禍の真っただ中、例年とは違ったお正月ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。雪国の方は、また大雪で大変そうですね。
ぼくは日祝も盆正月も関係ない仕事に従事しており、12月末から三が日の間も普段通りに勤務しております。
元日の昨日も朝から出勤してました。その出勤途中、7時45分ごろ、まさに今昇った初日を拝むことができました
今年はコロナの心配をすることなく、皆が幸せに暮らせる年でありますように。
≪オオクニヌシの自伝≫
≪古事記の話≫
≪タクロウ作成のサイト≫
鉄道唱歌の話
温泉の話
駅弁の話
古事記の話
古事記ゆかりの地を訪ねて
≪参考リンク≫
諏訪大社