中央本線 名古屋発 東京行き 普通列車の旅 7 / 青春18令和2年冬紀行 初日
諏訪大社の下社春宮に来ています。
境内右側に二つ並ぶ摂末社
右側は「上諏訪社」、御祭神はタケミナカタ。上社の主祭神であります。
下社の主祭神ヤサカトメの夫ですね。
左側は「若宮社」
タケミナカタとヤサカトメの子供たちを祀ってあります。
そして境内左側のお社
「筒粥殿」だそうです。
このお社の中で粥をたいて その年の収穫を占うそうです。
そして、もう一つ摂末社
ヌナカワヒメを祀る「子安社」だそうです。
即ち下社祭神のヤサカトメにとっては義母ということになります。
ヌナカワヒメは古志の国(越の国、後に越前・越中・越後に三分割された)の出身です。オオクニヌシが出雲からはるばる求婚にやってきて結ばれました。
オオクニヌシとヌナカワヒメの子が上社の主祭神タケミナカタであり、国譲り神話において活躍・・・
・・・活躍とゆーか、三枚目キャラを演じることになります。
さて、境内右側から丘の上に続く石段、何やら石の柵があります。
そこを登ってみると・・
下から見えていた石の柵、その中には何もありません。
これが何なのか、わかりません。
さらにその上まで石段は続いていましたが、メンテナンスが全くされてなく、落ち葉が厚く積もってとても行ける状態ではない。
この丘の上を通る公道に通じているようです。
また石段を下りて境内に戻ってきました。
境内から「万治の石仏」に通じる道があります。
そちらのほうに進んでみます。
赤い欄干の橋を渡って、春宮の横を流れる川の中州にわたると
先のほうに鳥居が見えました。
「浮島社」の石碑
浮島社は「祓戸大神(はらえどのおおかみ)」を祀っているそうです。
日本創世の神イザナギは、死んだ妻のイザナミを追って使者の国である黄泉へ行きましたが、イザナミを連れ戻すことはできずに日本に戻ってきました。
帰ってきたイザナミの体には黄泉の穢れがまとわりついていました。イザナミは禊をして穢れを払い落とします。
この時、穢れがついた杖、袋、衣服を投げ捨てました。この時投げ捨てたものから生まれた神々を総称して祓戸大神といいます。
諏訪大社 下社春宮
電話 0266-27-8035(下社秋宮)
JR下諏訪駅より徒歩20分
駐車場 有
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