カリバ旅行記

狩場宅郎のカリバ旅行記。温泉、鉄道、路線バスなど。

諏訪神社 前編

長崎路を行く 10

 

長崎の市内電車に乗って諏訪神社まで来ました。

電停を降りて、地下道を通って諏訪神社へ向かいます。

 

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 諏訪神社の参道入り口。

 鳥居がいくつも並び、参道の石段が丘の上のほうへずっと続いています。

 

 

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諏訪神社の秋の大祭は「長崎くんち」として知られています。

 

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 参道の途中に「まよひ子志らせ石」(まよい子しらせ石)とかいうのが建っていました。

 

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続く石段の上に神門が見えてきました 

 

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 参道の途中にあった「祓戸神社」

 

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 参道の途中に広場があり

 

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 注連縄が巻かれた大きなご神木がありました。

 

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 木の根元に祠が祀ってあります。

 

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 「病魔退散大楠」というそうです。

 

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ふたたび石段を上ると、もうすぐ神門です。 

 

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 神門の両側を神様が守っています。

クシイワマトとトヨイワマトの神だということです。

 

 古事記にはニニギに随伴して降りて来た神の中に

 「イワトワケ(天石戸分神)が居り、その別名をクシイワマト(櫛石窓神)、またの名をトヨイワマト(豊石窓神)という。この神は御門の神である」

 と記述してあります。

 

すなわち古事記の記述ではクシイワマトもトヨイワマトも同じ神様ということになりますが、多くの神社では別々に左右に祀られて神社の門を守っているようです。

 

 

 

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 向かってって右側、「黒砲」のクシイワマト

 

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 向かって左側、「赤砲」のトヨイワマト。

 

なんか、平安時代の貴族のような恰好。

 

みずらを結って白い貫頭衣を着た、一般的にイメージする

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↑ こんな神様とはかなり違います。

 

江戸時代の製作らしいので、当時は神様のイメージも現在とは異なっていたのでしょうか。

 

 

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神門をくぐり、境内に入ってきました。

社殿さらに石段を上った先にあります。

 

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石段を上った先にある拝殿

 

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 諏訪神社のご祭神はタケミナカタとヤサカトメですね。

 

タケミナカタオオクニヌシの息子です。

国譲りの神話で、タケミナカタはアマテラスに日本の国を譲ることに反対しました。しかしアマテラスからの使者タケミカズチにねじ伏せられ諏訪まで逃げました。今は逃げ出した先の諏訪の地に鎮座されています。

ヤサカトメはタケミナカタの妻の神様です。

 

他にイザナギイザナミを祀る森崎神社、住吉三神を祀る住吉神社も合祀されているようですね。

 

 

 

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 拝殿で手を合わせます。

 

 

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 石段降りたところにある「さざれ石」

 

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 境内の一角にコンクリートの地下道がぽっかり穴をあけていました。

玉園稲荷に続く参道のようです。

 

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 地下道くぐると、またずっと上のほうに石段が続いています。

 

 

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 参道からわずかに垣間見える諏訪神社の社殿

ご本殿でしょうか。

 

施設名 諏訪神社
所在地 長崎市上西山町18-15
電話 095-824-0445
営業時間  
定休日  
料金 境内無料
交通 長崎電気軌道諏訪神社駅より地下道わたってすぐ
駐車場

 

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