鹿島バスセンターに来ております。
これから祐徳バスに乗って嬉野温泉に向かいます。
公共交通機関で嬉野温泉に行くには、長崎線・佐世保線で武雄温泉駅まで行き、そこからJRバスで向かうのが一般的です。
ただ嬉野温泉へのバスは長崎本線の肥前鹿島駅からも出ています。マイナーな存在で運営もJRではありませんが、祐徳稲荷神社との観光とセットで嬉野温泉に行くときは使い勝手がいいかもしれません。今時そんな路線バスを乗り継いでいくもの好きな観光客はそういないとは思いますが。
この夏、鹿島から塩田経由のバスに乗って嬉野温泉に行きました。今回は吉田を経由するバスで嬉野温泉に向かいたいと思います。
JTB時刻表にも載ってる塩田経由便は駅正面の1番乗り場から出ますが、吉田経由便はわきの2番乗り場から出るようです。
そして3分遅れでやってきた、10時12分発の嬉野温泉行。
乗り込みます。僕の他には女性客が一人。
車内、中型のトップドア。地方のローカルバス路線では時々見る形態です。
座席はリクライニングしない一般車のもので、右側がすべて2人掛け、左側は前3列が一人掛けで後は2人掛けの座席です。
しばらく鹿島市内を走ったかと思うと
一緒に乗った女性客はもう降りてしまいました。
ぼく一人だけ乗せてバスは発車します。
バスはだんだん山の中に入っていきます。
そして鳥越トンネルで峠を抜けていきます。
バスはメインの通りを外れて旧道を走っていきます。
そして建設中の九州新幹線の高架が見えてきました。
バスは嬉野市街を走っていき、嬉野医療センターに立ち寄ってから嬉野バスセンターへ。この間、先の女性客が降りてからここまでずっとぼく一人でした。
ぼくがいなかったら乗客ゼロだったんだなあ・・・このバス路線もそのうち峠越え区間を廃止し前後の区間だけ自治体バスに転換、という日が来るのも時間の問題かも・・
嬉野バスセンターに到着、定刻ぴったりの10時48分でした。
去っていくバスを見送ります。
嬉野温泉バスセンター。
嬉野温泉 喜泉館 へ続く
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