カリバ旅行記

狩場宅郎のカリバ旅行記。温泉、鉄道、路線バスなど。

古湯温泉 民宿幸屋 平成29年夏

金曜日の夜、仕事が終わって職場を退出。これから車を飛ばして、何度か訪れている、古湯温泉の幸屋へ参ります。

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今は6月の一番日が長い季節です。時刻は午後7時、まだまだ明るい九州の山中です。
玄関を開けると、いつものおかみさんが出迎えてくれました。

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民宿を名乗るだけあって、飾り気のない素朴な作りです。
廊下の手前にある青い物体は飲料の自動販売機、しかし「体調不良」の張り紙がしてあり、そのお腹から飲み物を産ませるの無理みたいです。

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今日案内していただいたのは、奥の角の部屋でした。

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窓からはタクシー屋さんの車庫が見えます。去年12月の部屋より若干見晴らしはいいようです。
セルフでお茶を入れて、一息入れてからお風呂へ。

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前回レポートの通り、ただ籠が積んであるだけの脱衣室に、温泉宿らしくないFRP製の浴槽。とはいえお湯は本物のかけ流し温泉です。奥にある3つの蛇口の一つから絶えずお湯が流れていて、反対側から流れ出しています。
お湯は「ぬるゆ」を名乗るだけあって、ぬるくゆっくりと浸かることができました。アルカリ性の湯は肌にしっとりとなじんでいきます。

もう少しゆっくりしていきたかったのですが、夕食の時間もあるので切り上げて部屋へ。

部屋に戻るとほどなくおかみさんが料理を運んできました。この値段で部屋食というのは本当にありがたいです。
おかみさんは天気の話などしながら並べていきます。

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実は今日はいつもの平日限定格安プランではなく、通常料金(の期間限定5%引き)というプランで予約してます。それで料理の種類、いつもよりちょっと多めです。
 おかみさんは料理を並べ、鍋に火をつけ、ビールをコップに注ぐと「もう一品、お持ちしますね」と言って、いったん後にしました。
有明海特産のくちぞこに、お刺身、熱々の茶わん蒸しと・・・それに何といっても大好きな、冷たいビールのおいしいこと!!
鍋が煮えてきたようです。

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豚肉と玉ねぎの鍋、胡椒の味が聞いています。
そのうちおかみさんが「もう一品」を運んできました。

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茄子の田楽でした。出来立てを運んできていただいたので、熱々でとても美味。

またいつものようにお櫃を空っぽにしてしまい、満腹です。
フロントに電話し、おかみさんに下げてもらいます・・・そういや俺、ここには何度も来てるけど、会うのはおかみさんばかり。料理で腕を振るっているという、ご主人に会ったことは無いな・・・フロントに電話した時、一度声を聴いただけだ・・・

まあ、どうでもいい。押し入れからセルフで布団を出して、しばらくスマホをいじってたら、仕事の疲れでそのうち寝てしまいました。


翌朝、6時ごろ。日本列島の西寄りに位置するこの地でも、日の長いこの季節は完全に明るくなっています。

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宿泊室の窓から。霧雨というか小雨というか、今までお天気だったのがやっと梅雨らしくなったようです

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浴衣のまま、外に出てみました。土曜日の朝、当たりは静まり返っています。
そしてまた浴室へ。今度は時間を忘れてゆっくりつかって、部屋に戻ってきました。
しばらくして、おかみさんが朝食を運んできました。

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夕食は料金分品数が多かったようですが、朝食は変わらないようだ。でもまたお櫃を空っぽにしてきれいにいただきました。

一息入れてからフロントでチェックアウトしました。
一泊2食付き、楽天トラベルの期間限定プラン5%引きで7600円(すみません、ブログにアップした時点で終了しているようです)、ビール1本で600円、入湯税150円。そこから楽天のクーポンで400円、ポイント利用で1800円のそれぞれマイナス、総計6150円の請求でした。

宿屋から出ると、小雨が降ってました。おかみさんに見送られて出発しました。

民宿幸屋
佐賀市富士町古湯845
電話  0952-58-2621

ご予約はこちら→民宿幸屋

古湯・熊の川温泉について→http://www4.hp-ez.com/hp/huruyu-kumanokawa/page7
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