ICカード乗車券160円の旅　10　鹿児島本線快速4255M列車　　黒崎～香椎

黒崎からは鹿児島本線で博多方面へ向かいます。快速の荒尾行きは3分の連絡、15時29分発です。

入ってきた電車は811系。JR九州が民営化後、最初に製造した一般型電車です。

車内は西鉄大牟田線の特急（料金不要ながら転換クロス車を使用）に対抗するため転換クロスシートとされ、登場時は主に快速列車中心に投入されました。

折尾駅、ここから本来の経路に戻ります。
折尾駅は先にも述べた通り改良工事が進められており、鹿児島本線のホームは真新しく完成しています。

折尾駅を出て、水巻駅を通過すると三たび遠賀川を渡ります。しかし私が座ってた右側車窓は上り線と国道3号に視界を阻まれて展望がききませんでした。

その後はやや山がちになります。海老津を通過すると短いトンネルがあり、北九州都市圏から福岡都市圏に入ります。

貨物列車ともすれ違いました。この北九州～福岡間、旅客列車の頻度は九州随一ですが、福岡から大阪・名古屋・東京や、さらに北へ向かう貨物列車も多数運転されている高密度区間であります。

そしてだんだん住宅やマンションが増えてきて、福岡の郊外に入ってきたようです。

香椎線の線路と立体交差します。
香椎線は宇美・糟屋の石炭を博多湾沿いの西戸崎港まで輸送するために敷設されました。写真の位置には駅はなく、この後線路は鹿児島本線と並走し、この先香椎で鹿児島本線と連絡します。

そして香椎着16時12分。ここからその香椎線の宇美行きに乗り換えます。

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