別府駅から、今夜の宿をとってある鉄輪温泉(かんなわおんせん)に戻ります。バスはどこから出るのかな~と、駅前のバス乗り場をうろついているところに、入ってきた大分交通のバスが鉄輪温泉行きのようで、すぐに乗り込みました。
さっきのバスとは違って、このバスは別府の住宅街を通る生活路線のようです。何度も右折・左折を繰り返しながら街中を走っていきます。
そして温泉街が近づいてきました。温泉の湯けむりが上がっています。
終点。
今、乗ってきた大分交通バス。
鉄輪温泉のバス発着場はいくつかあり、大分交通は温泉街の坂道の一番下のはずれに発着します。亀の井バスの発着場は温泉街中心部にあり、また高速バス・九州横断バス・観光快速ゆふりん号は街外れ、国道500号線の鉄輪口停留所から発着します。
バス発着場を離れ、細い路地の坂道を登っていきます。
すると、石畳の隙間から湯気が上がっていました。さすが日本屈指の温泉町、このような光景が随所で見られます。
「旅館・かしま(あるいは貸間)」という看板の古い建物もあちこちに立っています。昔ながらの湯治を行う自炊旅館でしょう。
これまた昭和の・・・それも30年代くらいの香りが漂っています。今でもやってるのかな・・・と思ったら中は明かりがついていて、しっかり営業してました。
湯煙が上がる温泉街。
地獄蒸し工房、食材を持ち込んで、温泉の蒸気を使った蒸し料理を体験できるそうです。
と、一番下から坂道を登りながら、行ったりきたりしながら鉄輪温泉の街並みをしばらく歩きました。
少し疲れたので、これから今夜の宿に向かいます。
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