陸奥国を行く 44
尋常ない今年(令和5年)7月の猛暑の中、多賀城跡を見学してから、陸奥総社宮までやってきました
律令制のもと、国司は任国に赴任後、 国内の神社を順番に参拝して回ることになっていました。国司が回る順番を表したのが一宮以下の社格だと云われます。
時代は下り平安時代になると、国府の近くに総社を定めて巡回を省くようになりました
陸奥国一百座を合祀してあるそうです
合祀された神社が並んでいます
では、境内へ
参道入口の石段には、向かって左側に大きな樹がそびえたっており、右側には何やら背の高い切り株が・・
左側の杉の樹には「女坂」の札が括り付けられており、
切り株には「男坂」の札が括り付けられています
石段を登って境内へ
手水舎
しかし水は出ないようになっており、
代わりに消毒液が置かれていました
確かにちょろっと手に水をそそぐのは宗教的な意味でしかなく、衛生的には消毒液を使うのが正しいのだろうが・・・
あと、手水鉢のへりに並んだ小さなだるまは何だろう・・
拝殿
本殿
本殿横には何やら小さな祠が並んでいます
ハクモクレンの木
こちらは杉の木
境内の一角にある社殿
中にはお神輿が安置されていました
では、総社宮を離れて、
国府多賀城駅まで戻ってきました
そこに入ってきた仙台行きの列車に乗り込みます
「仙石東北ライン」という系統名称がつけられています
仙石線・東北本線はともに電化されていますが、仙石線は直流電化、東北本線は交流電化なので、両線をつなぐ渡り線は非電化となっています。
このため、仙石東北ラインは気動車による運行となっています
で、仙台駅まで戻ってきました
昨日から泊まっているビジネスホテルの「ホテルメイフラワー仙台」に歩いて戻ります
フロントで鍵を返してもらって、自室へ
朝、「清掃お願いします」の札をドアノブにかけて出ていった部屋は、きれいにベッドメイクされてアメニティ備品もきちんと補充されていました
施設名 | 陸奥総社宮 |
所在地 | 宮城県多賀城市市川奏社1 |
電話 | 022-368-8065 |
FAX | |
営業時間 | |
定休日 | |
料金 | 境内無料 |
交通 | JR東北本線国府多賀城駅より徒歩20分 |
バリアフリー情報 | 東参道はスロープ状になっており、段差無で境内に入ることができる
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駐車場 | 無 |
令和5年7月現在
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