中央本線 438M 塩尻~下諏訪

中央本線 名古屋発 東京行き 普通列車の旅 4 / 青春18令和2年冬紀行 初日

 

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塩尻駅。ここから中央本線は「中央東線」と呼ばれる区間となり、管轄する会社もJR東海からJR東日本に変わります。

 

 

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 塩尻11時58分発、甲府行き鈍行列車。

中津川からここまで乗ってきた列車と同じくJR東日本所属の211系電車です。

 

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  三扉ロングシートの車内。

 

 

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塩尻を出ると、中央本線は二手に分かれます。

 

一本は辰野を経由する路線。これがもともとの路線で、明治39年に開業しました。

地図を見ると、塩尻から岡谷まで、南のほうをぐるっと遠回りしています。これは地元出身の有力政治家が強引に線路を捻じ曲げたとも、当時の技術では峠を貫く長大トンネルは掘れなかったからだともいわれています。

 

もう一本はみどり湖を経由する路線。こちらは昭和58年開業。全長5994mの塩嶺トンネルで、明治時代には通れなかった峠を貫き、塩尻から岡谷までほぼ一直線に結んでいます。現在はこちらのほうがメインルートとなり、特急「あずさ」もすべてこちらを通ります。

 

今乗ってる列車はみどり湖を経由します。辰野経由の旧線に比べて16kmも短くなっています。

  

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 列車は塩尻の盆地を走り、みどり湖駅を過ぎると塩嶺トンネルに入ります。

 

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トンネルを抜けると 岡谷駅

 

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 そして岡谷の次、下諏訪着、12時21分。

ここで降ります。

 

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 ここは諏訪大社下宮の最寄り駅です。

 

 

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 電車はこの後甲府に向けて発車していきました。

 

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 駅のホームにはとぐろを巻いた縄と一本の丸太。

 

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 諏訪大社式年祭、「御柱祭」で使った引き綱と、御柱祭の際に建て替えられた下社秋宮の「三之柱」のようです。

 

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 下諏訪駅

 

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 駅前にも一本の「御柱

 

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 平成10年の長野オリンピック会場に立てられたもののようです。

 

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 では、駅を出て歩きます。

 

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 そして鳥居が見えてきました

諏訪大社下社春宮の一の鳥居です。

 

 

コロナ一色だった今年も今日で終わります。

 

ここ、北部九州にある自宅から窓の外を見ると、うっすらと雪化粧。

年明けにかけて大雪のへの警戒が呼びかけられております。雪国にお住いの皆様、十分お気を付けくださいませ。

 

 皆さま、良きお年をお迎えくださいませ!

                        狩場宅郎 

                                      

 

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