久万高原線を行く 4
ではここから、久万高原町営バスに乗って落出を目指していきます。
12時発、落出行きのマイクロバス。
乗りこむと、運転士さんから「どちらまでですか、運賃は前払いです」と言われました。
落出まで670円、運転席後ろの運賃箱に入れます。
バスは発車し
山道を走っていきます。
伊予落合停留所
旧国名がついた停留所は国鉄バスの名残でしょう。国鉄はバス路線も鉄道線に準じた扱いをしており、同名の駅・停留所がある場合は旧国名を冠して区別していました。
ちなみに「落合」駅はJR北海道の根室本線に、「陸前落合」駅はJR東日本の仙山線に、「美作落合」駅はJR西日本の姫新線に、「備後落合」駅はJR西日本の芸備線・木次線にあります。
落合というのは川と川が「落ち合う」すなわち合流する地形からくる自然地名なので全国各地に存在します。
梨ノ下停留所
バスは山道を登っていきます。
道の駅みかわ
そして川の合流部、車窓左側に面白い以下たちの岩が・・
後から調べてみると「御三戸(みみど)嶽」、別名軍艦岩というそうです。
右側に席取ったが、左側のほうが川に沿っていて景色がよかったなあ・・
さらに山を登ると
山の斜面に張り付くようにして小さな集落
ここが終点、落出のようです。
12時28分、落出着
「落出駅」の駅舎
中は待合室だけ、事務室のあとのようなものもありますが、そこも待合室の一部として開放されています。
かなり古びた観光案内板
合併後に塗り直したたのでしょう「久万高原町役場」の文字と電話番号だけ鮮やかに目立ちます。
橋の上から見た落出の集落
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久万高原町 町営バス