神話と古跡を訪ねて 17 / 青春18令和2年春紀行 4日目
斐伊神社(ひいじんじゃ)までやってきました。
御祭神はスサノオと稲田姫(クシナダヒメ)、それにイツノオハバリ。
「イツノオハバリ」とはイザナギが火の神カグツチを斬った剣の神で、国譲り交渉の使者としてきたタケミカヅチのお父さんだが・・
スサノオやクシナダヒメと一緒に祀られているのはちょっと不思議
水がない手水舎の天井に由緒書き
ちょっと読みにくいですが、創建はかなり古いそうです。
「孝昭天皇5年」の文字が見えます。そのころにはすでに神社が存在していたということですね。
孝昭天皇は第5代の天皇で、実在していないとされています(実在説もあり)。孝昭天皇5年は西暦で言うと紀元前471年、もちろん信憑性は全くありませんが、それほど古いということなのでしょう。
鳥居に拝礼して石段を上ります。
途中踊り場のようなところで直角に曲がり、
鳥居をくぐって石段は続きます。
石段を登りきると社殿が見えてきました。
(オハバリはちょっと置いといて・・)
この斐伊神社、スサノオがクシナダヒメをヤマタノオロチから救った、その神話の舞台とされています。
拝殿
手を合わせます
本殿
こちらは扁額に「稲荷神社 廿原神社」とあります。
お稲荷さんはともかく「廿原神社」というのは分かりません。
さらに小さな末社
そして、境内の一角に
さらに上に進む石段
登ってみますと、そこにも小さな末社
何の神様か、よくわかりません。
では、またもとの石段を降りて
神社の門前に戻ってきました。
斐伊神社
JR木次駅より徒歩20分
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