出雲の古代史跡を訪ね歩く 10
島根県松江市、スサノオとクシナダヒメを祭る八重垣神社に来ています。
高天の原から追放され、出雲国に降りたスサノオ。そこでヤマタノオロチに食われるところだったクシナダヒメを救い、二神は夫婦となりました。
ヤマタノオロチを退治するとき、スサノオはこの地の佐久佐女の森に、大杉を中心に「八重垣」を作り、クシナダヒメを隠しました。
そしてヤマタノオロチを退治し夫婦となった二神は、この地に宮を作ったということです。
この先、八重垣神社の「奥の院 鏡の池」
もっともこの物語は、古事記の話の流れとは少し違っています。
古事記ではスサノオはクシナダヒメを櫛に変えて自分の髪にさしています。また宮を営んだ地も須賀の地とされています。
まあ、伝承ですから、いろんな筋書きがあるのでしょうね。
ここにも「夫婦椿」がありました。
森の中に入っていきます。
「鏡の池」のほうへ
クシナダヒメが隠れたとき、日々の飲料水とし、また姿を映して身なりを整えたという「鏡の池」
社務所で売っている占い用紙にコインを載せて水に浮かべて良縁があるかどうか占うそうです。
オレにはかんけーねーや。
鏡の池
モリアオガエルとかいうカエルさんが生息しているそうです。
鏡の池の奥のほうにお宮が見えます。
鏡の池の横には「大杉跡」
その奥の玉垣で囲まれてしめ縄が巻いてある杉の木が「夫婦杉」でしょうか。
では、再び八重垣神社の境内に戻りました
社務所の奥にある休憩室で、バスの出発時刻まで休ませていただきました。
参拝者休憩室
ここにも何やらでっかいナニが・・
門前の八重垣神社停留所
そこに入ってきた、JR松江駅経由の松江しんじ湖温泉駅行き松江市営バスに乗り込みます。
松江市営バスもICカードが使えます。西鉄nimocaで乗車。
八重垣神社から約20分、JR松江駅で降ります。
そこから移動し
玉造温泉へのバスが出る5番乗り場
ここから今夜の宿を予約している玉造温泉に向かいます。
施設名 | 八重垣神社 |
所在地 | 島根県松江市佐草町227 |
電話 | 0852-21-1148 |
FAX | |
営業時間 | |
定休日 | |
料金 | 境内無料 |
交通 | JR松江駅より松江市営バス八重垣線に乗車約20分、八重垣神社停留所下車すぐ(松江しんじ湖温泉駅からも乗車可) |
バリアフリー情報 | ☆境内は段差ほぼ無く、舗装されている。 ☆鏡の池へは神社裏の公道より入ることができる。段差はほぼ無いが、舗装はされていない |
駐車場 | 有 |
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八重垣神社