カリバ旅行記

狩場宅郎のカリバ旅行記。温泉、鉄道、路線バスなど。

観世音寺

太宰府駅まで戻ってきました。

でも、電車には乗らずに

 

f:id:karibatakurou:20200303091204j:plain

 駅前の通りをそのまま歩いていきます。

ここから観世音寺を目指します。

 

 

f:id:karibatakurou:20200303092148j:plain

その途中にあった「神牛塚」

 

菅原道真公の没後、遺体を乗せた牛車は、太宰府のはずれで止まり動かなくなりました。これが菅公の思し召しであろうと、その場に葬りました。その地が現在の太宰府天満宮の本殿です。

その帰り道、車を引いていた牛がこの場所で倒れ、息を引き取ったということです。

 

さらに先に歩いていきます。

 

f:id:karibatakurou:20200303093504j:plain

 そしてつきました、観世音寺

 

f:id:karibatakurou:20200303093518j:plain

 参道を奥に進んでいきます。

 

f:id:karibatakurou:20200303093819j:plain

 

 

 

f:id:karibatakurou:20200303093902j:plain

 

 

 

f:id:karibatakurou:20200303094029j:plain

 

f:id:karibatakurou:20200303094123j:plain

 

 

f:id:karibatakurou:20200303094131j:plain

観世音寺大宰府の庇護のもと九州中の寺院の中心となり「府の大寺」と呼ばれた。

天智天皇が母の菩提を弔うためにこの地に観世音寺の建立を発願した、のだそうです。

 

 

f:id:karibatakurou:20200303094223j:plain

 正面の講堂

 

 

f:id:karibatakurou:20200303094830j:plain

 向かって左手の金堂

 

講堂と金堂は江戸時代の再建で、県指定の文化財だそうです。

 

f:id:karibatakurou:20200303095120j:plain

 向かって右手にある、五重塔の跡

 

f:id:karibatakurou:20200303095138j:plain

 梵鐘

 

 

f:id:karibatakurou:20200303095151j:plain

 7世紀に鋳造された日本最古の梵鐘だそうです。

菅原道真漢詩に「都府楼はわずかに瓦のいろをみ、観音寺はただ鐘声を聴くのみ」と詠んだそうです。

 

  

f:id:karibatakurou:20200303094339j:plain

 裏手に回ってみました。

そこにあったのは「僧房跡」、つまりお坊さんの宿舎ですね。

 

今は時折観光客が訪れる静かな境内ですが、かつてはたくさんの僧が詰めていてにぎわっていたんですね。

境内の周りをぐるりと回廊が囲んでいて壮大な作りだったそうです。

 

f:id:karibatakurou:20200303094600j:plain

 そこから細い道路を挟んだ向かい側

 

f:id:karibatakurou:20200303094621j:plain

 「僧正玄昉の墓」だそうです。

 

 

f:id:karibatakurou:20200303094633j:plain

 玄昉さんがどんなお坊さんが知らないが、道真公と同じように中央から観世音寺に左遷されてきたそうです。

 

f:id:karibatakurou:20200303095427j:plain

 では、観世音寺を後とにして、隣の戒壇院へ。

 

観世音寺

福岡県太宰府市観世音寺5-6-1

092-922-1811

 

 前<<<  太宰府天満宮 令和2年3月 後編 - カリバ旅行記

次>>>  戒壇院 - カリバ旅行記

 

 

 ≪タクロウ作成のサイト≫

小説古事記
温泉の話
駅弁の話
古事記ゆかりの地を訪ねて

≪参考リンク≫

太宰府観光協会 観世音寺