万葉垂綸石公園からすぐそばの、神功皇后を祀る玉島神社。
まるでお城のような切り立った石垣に参道の石段が口を開けています。その手前に鳥居が立っています。
石垣の前の案内板。日本書紀に沿ったものですね。
鳥居の扁額には「神功皇后宮」と彫ってあります。
では、石段を登っていきます。
石段を登ったところに鳥居があり
こちらの扁額には「玉嶋神社」と彫ってあります。
境内
手水舎
拝殿
お賽銭を納めて手を合わせます。
拝殿奥の本殿
崖の上の高いところにあり、近づくことはできません。
神社前の案内板には、本殿建立が享保21年とありました。
西暦で言うと1736年、江戸時代の中頃、暴れん坊将軍こと徳川吉宗の治世ですね。
拝殿横にある摂末社、鳥居とその奥にお社があります。
鳥居の扁額、何と読むのだろう。
合祀神社?彫られた字がかすれて読めない。
お社には貼り紙があり、「御祭神」として複数の神の名が書いてあり、これらの神様が合祀されているので合祀神社ね・・・と、納得しかけましたが・・・
いや、ちょっと待て・・・
これみんな、スサノオじゃないか!
牛頭天王(ごずてんのう)というのは、元は釈迦が産まれた祇園精舎の守護神らしいですが、神仏習合の時代にスサノオと同一視されるようになったものです。
結局、神社の名前は分かりません。
ところで・・・
この玉島神社の境内には、『神功皇后が玉島川で鮎を釣った時、釣り竿として使った竹竿が根付いて生息している』と、さっきの垂綸石公園の案内板にあったが・・・
どこにあるのだろう、それらしき案内板は見当たらない・・・
探していると、境内の向かって右奥、古い手水鉢の向こうに、一叢の笹が柵に囲まれていました。これかな?
看板も標識もないけど、おそらくこれなんでしょうね。他にはそれらしきものは見当たりませんので。
境内から見る玉島川。
施設名 | 玉島神社 |
所在地 | 佐賀県唐津市浜玉町南山2396 |
電話 | |
開園時間 | |
料金 | 拝観料無料 |
交通 | 唐津大手口バスセンター・JR浜崎駅より昭和バス七山線 玉島神社前下車すぐ(本数少ないので注意) |
駐車場 | 近接の万葉垂綸石公園に駐車可 (神社横に駐車できるスペースはあるが玉島神社のものか確認できませんでした) |
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唐津市観光協会 万葉垂綸石公園