宮地嶽神社を訪ねて 3
この奥に宮地嶽神社民家村があります。
先に進んでいくと、まず目に入ったのが
「高床式平柱小屋」
長崎の対馬から移設したもので、19世紀半ばの建物、ネズミの害を防ぐため高床式となっています。
台風等、風天の厳しい土地ですので、屋根は「今では持ち出し困難になった頁岩(けつがん)という対馬独得(現地案内文の表記ママ)の泥板岩を節理に沿って割ったものを羽重ねに葺いて」あるそうです。
内部、二室に分かれているうちの一方、「ひきうす」とか「こねばち」とか「うんすけ」とか・・・
「うんすけ」というのしらべてみると「雲助」と書いて、酒を入れる壺のことだそうです。
くもすけ、と呼べば駕籠かきのことですが・・
もう片方には着物や箪笥など
その先、「江戸菖蒲苑」
満開は過ぎてるようですが、まだまだたくさん咲いています。
民家村の横の池、「禊池」
「合掌造り民家」
富山県から移設したものです。
内部、囲炉裏がありました。
妻面。平屋のように見えて3階建て。
「鉤屋造り民家」
福岡県小郡市から移設。
ここにも囲炉裏があります。
「 二棟造り民家」
熊本県から移設
沖縄県から南・中九州に見られ、「本屋」と「釜屋」がほぼ同大で平行に並ぶ造りだそうです。
釜屋、って台所のことだろうか。
内部・・・
せっかくの文化財が物置になってるよ・・・
もうちっときれいに管理できんものかな・・・
「くど造り民家」
佐賀県から移設、内部には入れません。
そばにはミニ動物園。
降りの中にはダチョウがいました・・・と思ったら、エミューとかいう鳥だそうです。
では、民家村を後にします。
設名 | 宮地嶽神社 民家村自然公苑 |
所在地 | 福岡県福津市宮司元町7-1(宮地嶽神社内) |
電話 | 0940-52-0016 |
開園時間 | |
料金 | 入場無料 |
交通 |
民家村まで宮地嶽神社境内を通って徒歩5分ほど |
駐車場 | 有(宮地嶽神社駐車場) |
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