宮地嶽神社を訪ねて 7
在自山山頂を過ぎてしばらく行くと眼下にお宮が見えました。
いったん坂道を降りると、お宮に続く石段がありました。
左の石柱には「金毘羅權現社」と彫ってあります。
右の石柱は「金山彦神 叢祀」だろうか。ごうし、とでも読むのか?草むらに祀るとはどういうことか?「合祀」の意味だろうか?
よくわかりません。
さらに右の石柱には「文安2年」の年号も見て取れました。
西暦で言うと1445年、室町時代・・・え、そんな昔?本当?
宝永と言えば江戸時代、犬公方こと徳川綱吉のころだから、時代が合わんぞ・・・
奥には石造りの祠がありました。
お賽銭を奉納し、手を合わせてから戻って石段を降ります。
石段下りて右に行くと自然歩道の続き、左に行くと展望台。
展望台のほうに行って見ます。
こちらのほうは、ちょっと急な坂道を降りていきます。
やがて視界が開けました。
正面に赤い鳥居、右側に石造りの鳥居、左側に小さなベンチ
昔来たときははるか下に走っている宮地岳線の電車が見えました。今は廃線になっています。
石造りの鳥居のほうは昭和6年の建立、古いために崩落防止のためでしょうか、金具で補強してあります。
赤い鳥居は平成12年の建立のようです。
では、また急な坂を上って、金刀比羅神社古宮の石段下まで戻ってきました。
この跡なだらかな下り坂が続きます。
そして農道に出てきました。自然歩道終点まであと400m。
未舗装の農道を歩いていきます。
そして人里に出てきました。もうすぐ終点です。
金刀比羅神社の横で自然歩道は終点です。
では、金刀比羅神社のほうへ。
拝殿
奥の本殿。
在自山の古宮にあった案内板に「讃岐の金比羅神社を勧請した」とありましたので、御祭神は本家の金刀比羅宮と同じオオモノヌシでしょうね。
ここから星ヶ丘団地の中を歩いて宮地嶽神社の門前まで帰りました。
門前のお店で名物の松ヶ枝餅をお土産に買ってから、西鉄バスで福間駅に向かいました。
施設名 | 宮地嶽自然歩道 |
所在地 | 福岡県福津市宮司元町(宮地嶽神社側入り口) 福岡県福津市在自(金刀比羅神社側入り口) |
電話 | 0940-62-5014(福津市 地域振興部地域振興課) |
開園時間 | |
料金 | 入場無料 |
交通 | ☆JR福間駅より西鉄バス約7分、宮地嶽神社前下車 ☆JR福間駅よりふくつミニバス津屋崎線 で約12分宮地岳宮前下車 宮地嶽神社側入り口まで宮地嶽神社境内を通り徒歩5分程度 金刀比羅神社側入り口まで徒歩25分 |
駐車場 | 有(宮地嶽神社駐車場・金刀比羅神社駐車場) |
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≪参考リンク≫