今日は古湯温泉の幸屋にやってきました。
幸屋は年に1~2回ほど泊まりに来ています。今回ほぼ一年ぶりの訪問です。
玄関の戸を開けると、おかみさんが「お久しぶりですね」と迎えてくれました。
一番奥の部屋に案内していただきました。
よく案内していただいてる部屋で、ここに来ると「ただいま」と言いたくなります。
トイレも洗面台もない部屋です。値段を考えるとこれで十分。
窓からの景色。
では、一息入れてから温泉へ。
いつも無人のフロント横を通り
階段降りたところが浴室になっています。
脱衣室。ロッカーもなければ棚もない、隅っこにプラ製の脱衣かごが積んであるだけ。
浴室に入ります。
こちらも造りはいたってシンプル・・・とゆーか、簡素とゆーか・・・
浴槽は岩風呂でも檜でも、タイルでもなく、繊維強化プラスチック製。家庭用のを二回りか三回りほど大きくした感じです。
体洗ってから、ざぶんと浸かります。
浴槽はこんなんですが、お湯は本物、アルカリ性のいいお湯です。ただ、ちょっと沸かしすぎかな・・・
もう少し温度低めのほうが、古湯のぬる湯らしくていいのだが・・
三つある蛇口のひとつからお湯が注がれ、浴槽の縁から排出されるかけ流し温泉です。
極めてシンプルな、というか本当に何の飾り気の無い温泉でありますが、長いこと浸かっておりました。
夕食の時間もあるので、切り上げて外に出ます。
廊下の奥にある部屋に戻ります。
陽はだんだん傾いてきています。
そのうちおかみさんが夕食を運んできました。
ここは、部屋でゆっくりくつろぎながら食事をいただけるのです。
平日限定、2食付き7000円で予約しておりました。
この値段で部屋でゆっくり食事をいただけるところなんて、他にはないでしょう。
今年は雪が少ないですね~なんて話しながら料理を並べていきます。
値段を考えると上等ですね。
鍋からは野菜があふれんばかりに入ってます。
これは有明海特産の「くちぞこ」
靴の底のようだから「くつぞこ」がなまってクチゾコとなったそうです。標準和名では「アカシタヒラメ」です。
美味しいのですが、小骨は多いです。
部屋で御馳走を前にしてテレビを見ていると、ホントの温泉旅館、って感じ。(幸屋さんは旅館ではなく「民宿」を名乗ってますが)
鍋がにたってきました。
お櫃も運ばれてきました。
お腹いっぱいいただきました。
お膳を下げていただいた後、お布団敷くのはセルフで行います。
布団敷いてスマホいじったりしてましたが、そのうち寝てしまいました。
実は夜勤明けで来たもんで、昨晩はほとんど寝てなかったんです。
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