俵山温泉を訪ねて 3 /青春18平成30・31年冬紀行3日目
俵山の温泉街
細い通りの両側に古い旅館が並んでいます。
この俵山温泉、通りに並ぶ温泉旅館に風呂はありません。旅館に宿泊した客は、この通りを歩いて共同浴場まで行くそうです。
ずっと昔は温泉地といっても、宿屋に風呂はなく、宿泊客は宿から共同浴場に通っていました。この俵山温泉、そんな昔ながらの湯治宿のスタイルを今も残していることで知られています。
今のように各旅館が風呂を備えるようになるのは、掘削技術が発達して豊富な湯量が使えるようになった明治以降のことだそうです。
その共同浴場の「町の湯」、今日はここに入る予定にしてます。
ですが、通りはまだ先に続いているようなので、先に行って見ます。
町の湯の脇に合った看板
先に進むと、右手に仏像と石段があります。
こっちのほうにもちょっと興味を覚えましたが、まずは通りをまっすぐ進み
ここはもう一つの共同浴場「川の湯」
しかし残念ながら施設老朽化のため既に閉館しています。
さらにその先にある「白猿の湯」、こちらは共同浴場というより、レストランなどを併設した温泉センターといった感じです。
「白猿の湯」の先のほうで温泉街は終わるようです。
引き返して
「町の湯」の隣にあった仏像
「知地観音」というそうです。
大正時代からというので、伝承の類としては新しいですね。
その横にある石段、「白猿山薬師寺」へ続くそうですが、登ってみます。
石段を上った先、ここがお寺でしょうか。
本堂の戸は閉められています。
その横の看板。
字がかすれて読みにくいですが、俵山温泉は白猿を追った猟師が発見し、その白猿は薬師如来の化身だったそうです。
また石段を下りて、今日目指す俵山温泉町の湯に戻ってきました。
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