カリバ旅行記

狩場宅郎のカリバ旅行記。温泉、鉄道、路線バスなど。

中国山地縦断鉄道紀行 6 - 芸備線 快速みよしライナー 三次~広島 - /青春18平成29・30年冬紀行 4日目


三次からは快速列車で広島へ向かいます。16時9分発の快速列車は向かいのホームに停まっていました。

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首都圏色のキハ47型2両編成。

広島都市圏に入るので、収容力の大きな国鉄の大型気動車が使われています。

乗り換え時間は6分、車内は空いていて、ボックスシートに腰を下ろしました。

地方ローカル線では小型気動車の単行で、乗客の絶対数は少ないのに車内はいつも混雑している。一方で幹線や都市近郊路線では長編成の列車で、区間・時間帯にもよるが余裕をもって座れる。
こーゆー逆転現象が近年起きております。

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三次の市街地を抜けて走っていきます。すでに陽はだいぶ傾き、薄暗くなってきております。

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志和口駅、対向の快速列車と交換のためしばらく停車します。


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ただいま17時少し前、辺りが暗くなってきて、走行中の窓からは写真が撮りづらくなってきました。

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車内。

国鉄型のボックスに座って通過する小駅を見ていると、あたかも国鉄の急行列車に乗っているようです。

実はこの16時9分発の快速、かつて広島と松江を結んでいた急行ちどりの時間帯で走っています。現在はこの快速区間以外すべて各停列車の乗り継ぎとなり、松江を10時57分に出るとかつての急行ちどりのルートでこの列車に乗り継げます。
もちろんそんなことするのは、その道のもの好きだけ、一般客は伯備線の特急列車と新幹線を乗り継いでいくでしょう。

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これは運転台直後の様子、元あったシートが撤去されてワンマン改造されています。もともと中央部に寄った幅広の両開き2扉でありワンマン運転は想定していなかったため、かなり無理矢理感のあるワンマン改造です。


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そうこうしているうちに、どっぷりと陽が暮れました。

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17時34分、広島着。

昨日九州を出て山陰の日本海岸を東進し、鳥取から中国山地を縦断西進してきた鉄道の旅も終わりました。お読みくださいました皆様、ありがとうございました。


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