下合瀬の大カツラ - カリバ旅行記

「下合瀬の大カツラ」古湯・熊の川温泉周辺の観光パンフレットやウェブサイトには、これがよく登場します。
でもどんなものなのか。試しに一回見てみようと思い立ち、車を飛ばしてきてみました。

その日は朝から雨、というか、ここ数日九州北部は大雨で、大変な被害も出ております。
運転中もずっと雨が降ってました。これはどうしよう、雨がひどいようだったらもうそのまま帰るかな・・・と思ってましたが、昼近くになると雨は上がってきました。

場所としては、佐賀側からは古湯温泉から国道323号を嘉瀬川ダムのほうへ向かい、銀河大橋で嘉瀬川ダム湖を渡って北山ダムのほうへ向かいます。ほおのきセンターを過ぎ、北山ダム湖も尽きるあたりに右手に橋、左手に北山窯の看板が見えてきます。

福岡側からは旬菜舎さと山の角から古湯温泉のほうへ向かい、しばらく道が狭くなり、再び2車線道路に戻ったころ、左手に橋・右手に北山窯の看板が見えてきます。

いずれの方向からきても、車を運転していて正面に案内板などは見えないので、ちょっとわかりにくいです。

橋の対岸にはちいさな広場があり、ここに車を停めるとよいでしょう。

橋の対岸から。

ここから歩いて上っていきます。

ほどなく左側に一本の石柱と、そこに上る細い人道。

石柱には「天然記念物下合瀬の大カツラ」と刻んであります。
そこから細い遊歩道が山のほうに伸びています

紫陽花の花が残る遊歩道を登っていきますと

案内板、横は小さな沢になっています。

そこからもう少し上っていくと

現れました。

遊歩道は大カツラをぐるりと取り囲むように続いています。
そして半周ほど回ったところで遊歩道はさわに突き当たり、途切れました。この大カツラ見学のためににここまで整備されたようです。

行き止まりの遊歩道の先。小さな滝がありました。

確かに自然・民俗信仰の面から見れば貴重なものですし、興味があれば一見の価値はありますが・・・わざわざこれ目当てに遠くから観光にくるほどのものでもないみたい。時間があれば、温泉から福岡へ帰る途中にでも立ち寄っていいかもしれません。

この後、久しぶりに古湯温泉の扇屋へ向かい、そこでゆっくり湯に浸かりました。

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