カリバ旅行記

狩場宅郎のカリバ旅行記。温泉、鉄道、路線バスなど。

善通寺 東院 前編 令和6年1月

讃岐国を行く 18

 

金刀比羅宮に参詣した後、JRの電車で琴平から一駅、善通寺で降りました

 

善通寺駅から駅前の通りをまっすぐ20分ほど歩き、

 

善通寺まで来ました

善通寺弘法大師空海の生家であり、四国八十八箇所霊場の第75番札所となっています

 

南大門をくぐり、境内へ

明治41年の再建で国登録文化財となっています

 

善通寺は東院と西院に分かれています

南大門をくぐって入った境内は東院です

 

 

善通寺は唐より帰朝した弘法大師空海により創始され弘仁4年(813年)に落成しました。父の佐伯善通(さえきよしみち)の名から「善通寺」(ぜんつうじ)と号しました。

 

鎌倉時代になり、佐伯善通の屋敷跡に「誕生院」が建立されました。元は善通寺と誕生院は別の寺院でそれぞれに住職がいましたが、明治時代に誕生院と善通寺は一つの寺院となりました。

元の善通寺が「東院」であり、誕生院が「西院」です

 

南大門の正面の金堂

 

金堂前の手水鉢

 

 

元禄12年(1699)の建立です

犬公方こと徳川綱吉の治世ですね。

 

中に入ることができ、御本尊の巨大な薬師如来像を間近に拝むことができます。

ただし堂内は撮影禁止となっていますので写真はありません

 

 

 

金堂

 

東院の境内にそびえたつ五重塔

 

明治35年の再建です

 

鐘楼

 

境内の隅の方、

 

法然上人逆修之塔」

 

逆修塔とは死後の往生を願って生前に自ら建立するものです。

法然上人は讃岐に配流になった際、敬慕する弘法大師空海の誕生地である善通寺に参詣しました。

 

元久3年(1206年)法然親鸞後鳥羽上皇との争いがあり、上皇の怒りを買った法然は讃岐に、親鸞は越後に流されたそうです。

 

お堂の中に仏塔が立っていました

 

こちらは「旅大師堂」

 

足利尊氏利生塔」

足利尊氏・直義が、南北朝の戦乱犠牲者の菩提を弔い国家安泰を祈念し、国ごとに一寺・一搭の建立を命じたことに由来する多層搭。製作は鎌倉時代前期~中期ごろとされる

 

・・・と、善通寺公式サイトには記載してありますが・・・

 

室町幕府初代将軍の足利尊氏が建立を命じた塔が、なぜ鎌倉時代の製作なんだ?・・・

 

・・・わからん・・・

 

 

 

築地塀沿いにはずらりと石仏が並んでいます

 

釈迦堂

 

 

 

釈迦堂前の仏足石

 

仏足石というのは仏教の開祖であるお釈迦様の足形です。

 

施設名 善通寺
所在地 香川県善通寺市善通寺町3-3-1
電話 0877-62-0011
FAX 0877-62-4302
営業時間  
定休日  
料金 境内無料
交通 善通寺駅より徒歩20分
バリアフリー情報 境内ほぼ段差無、御影堂へはスロープ有り堂内で直接参詣できる
多目的トイレは西院境内に有
駐車場はいろは会館近くの「かがわ思いやり駐車場」を利用するよう公式サイトで案内されている
駐車場 有料(普通車300円)
宿坊宿泊者は専用の無料駐車場有

令和6年1月現在

 

 

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