讃岐国を行く 18
金刀比羅宮に参詣した後、JRの電車で琴平から一駅、善通寺で降りました
善通寺駅から駅前の通りをまっすぐ20分ほど歩き、
善通寺まで来ました
善通寺は弘法大師空海の生家であり、四国八十八箇所霊場の第75番札所となっています
南大門をくぐり、境内へ
善通寺は東院と西院に分かれています
南大門をくぐって入った境内は東院です
善通寺は唐より帰朝した弘法大師空海により創始され弘仁4年(813年)に落成しました。父の佐伯善通(さえきよしみち)の名から「善通寺」(ぜんつうじ)と号しました。
鎌倉時代になり、佐伯善通の屋敷跡に「誕生院」が建立されました。元は善通寺と誕生院は別の寺院でそれぞれに住職がいましたが、明治時代に誕生院と善通寺は一つの寺院となりました。
元の善通寺が「東院」であり、誕生院が「西院」です
南大門の正面の金堂
金堂前の手水鉢
元禄12年(1699)の建立です
犬公方こと徳川綱吉の治世ですね。
中に入ることができ、御本尊の巨大な薬師如来像を間近に拝むことができます。
ただし堂内は撮影禁止となっていますので写真はありません
金堂
東院の境内にそびえたつ五重塔
明治35年の再建です
鐘楼
境内の隅の方、
「法然上人逆修之塔」
逆修塔とは死後の往生を願って生前に自ら建立するものです。
法然上人は讃岐に配流になった際、敬慕する弘法大師空海の誕生地である善通寺に参詣しました。
元久3年(1206年)法然・親鸞と後鳥羽上皇との争いがあり、上皇の怒りを買った法然は讃岐に、親鸞は越後に流されたそうです。
お堂の中に仏塔が立っていました
こちらは「旅大師堂」
「足利尊氏利生塔」
足利尊氏・直義が、南北朝の戦乱犠牲者の菩提を弔い国家安泰を祈念し、国ごとに一寺・一搭の建立を命じたことに由来する多層搭。製作は鎌倉時代前期~中期ごろとされる
・・・と、善通寺公式サイトには記載してありますが・・・
室町幕府初代将軍の足利尊氏が建立を命じた塔が、なぜ鎌倉時代の製作なんだ?・・・
・・・わからん・・・
築地塀沿いにはずらりと石仏が並んでいます
釈迦堂
釈迦堂前の仏足石
仏足石というのは仏教の開祖であるお釈迦様の足形です。
施設名 | 善通寺 |
所在地 | 香川県善通寺市善通寺町3-3-1 |
電話 | 0877-62-0011 |
FAX | 0877-62-4302 |
営業時間 | |
定休日 | |
料金 | 境内無料 |
交通 | 善通寺駅より徒歩20分 |
バリアフリー情報 | 境内ほぼ段差無、御影堂へはスロープ有り堂内で直接参詣できる 多目的トイレは西院境内に有 駐車場はいろは会館近くの「かがわ思いやり駐車場」を利用するよう公式サイトで案内されている |
駐車場 | 有料(普通車300円) 宿坊宿泊者は専用の無料駐車場有 |
令和6年1月現在
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