美作総社宮

美作国を行く 3 

 

岡山県津山市までやってきました

津山市は古代律令制における「美作国」の中心地だったところです

 

津山駅に隣接する観光案内所

高速バスの発券窓口も併設しています

 

観光案内所の窓口に行き、レンタサイクルを申し込みます。

電動アシスト自転車を借りることにしました。基本料金3時間600円、追加料金が1時間ごとに200円、

貸し出し時に2000円を先に支払い、返却時に精算し残金が返却されるシステムです。

 

ちなみに普通の自転車だと基本料金400円、追加料金1時間100円、最初に1000円を先に支払うことになるようです

 

 

2000円を支払いお借りした電動アシスト自転車、今日1日ぼくの「愛車」となります

 

津山市内を自転車で走っていきます

猛暑の令和5年といえど、11月後半の朝の空気は冷たいです

 

そしてやってきたのは美作国総社宮

 

鳥居の左には「国指定重要文化財 美作総社宮」、

その横には「美作総社宮」と彫られた古い社号標も建っています

 

 

鳥居の右側の社号標は「〇〇 総社」

「〇〇」の部分は「県社(縣社)」と彫ってあったようですが醜くセメントで埋められています。

その横には「当社本殿国宝」と彫られた石柱

 

遊具が並ぶ参道を進んでいきます

 

 

律令時代、任国に赴任した国司は、国内の神社を順に参詣して回ることになっていました。国司が回る順番を示したのが一宮以下の社格とされています。

時代が下り平安時代になると、国府の近くに総社を定めてそこに参拝することにより巡回を省くようになりました

 

石段を登り、境内へ

 

手水舎

 

 

 

欽明天皇25年(西暦564年)にオオナムヂを祀ったのが創始だそうです

オオナムヂというのはオオクニヌシの別名ですね

 

美作国設置後、国司が社殿を現在地に移し、オオナムヂを主祭神として美作国六十五郷すべての社祇を合祀し総社宮としたそうです

 

 

拝殿

 

重要文化財の本殿

永禄12年(1569年)に毛利元就が建てたものです

 

 

本殿の裏には境内社が並んでいます

 

天満宮

 

 

 

 

 

他にいくつかの境内社が並んでいますが、名称・御祭神はわかりません

 

では、元の参道の石段を降りて、

 

自転車こいで進んでいきます

 

施設名 美作総社宮
所在地 岡山県津山市総社427
電話 0868-22-4390
FAX  
営業時間  
定休日  
料金 境内無料
交通 津山駅より徒歩40分
コミュニティバスが近くまで来ているが本数少なく、タクシー・レンタカー・レンタサイクル等を利用したほうが現実的)
バリアフリー情報  
駐車場

 令和5年11月現在

 

 

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