上野国総社神社　後編 - カリバ旅行記

上野国を行く　18

群馬県前橋市総社町の上野国総社神社に来ています

律令制において国司は赴任後に国内の神社を順に参拝して回ることになっていましたが、平安時代になり国府の近くに総社を定めてそこに詣でることにより巡回を省くようになりました

ここは上野国総社だとされています

境内に鳥居があり、その奥に

高い位置に祠が建てられています

末社のようですが、神社名や御祭神はわかりません

なにやら校倉造り？の社殿も立ってたりしてましたが、

裏手に回ると、石の祠やら仏塔（宝塔）が並んでいました

こちらは双体道祖伸でしょうか

これだけ並ぶと壮観です

境内裏手の末社

稲荷大明神ののぼりが立っています

「願掛けきつね　一体100円」だそうです

その横に「天満宮」ののぼりが立っています

赤い鳥居の奥に石造りの祠

両側にも石造りの祠が建っています

さらに境内を奥に進んでみると、

「●滴石」（あまだれいし）

「あま」の字はワープロで見つけられませんでした

この地にあった蒼海城の城内の軒下に風にさらされて使用された、そうな

他にもいろいろ灯篭やら祠やら並んでおりますが、

別の境内の一角、真新しい社殿が建っています

「九十九社」です

総社成立の時期に22社の「勧祭社」と、全国の「一ノ宮」の神様をお祀りしているそうです

こちらは「神楽殿」

そしてこちらの社殿、

ガラスの向こうにお神輿が安置されていました

では、総社神社の参詣を終えて境内から出てきました

令和5年6月現在