カリバ旅行記

狩場宅郎のカリバ旅行記。温泉、鉄道、路線バスなど。

塩屋神社

安芸国を行く 3

 

安芸国三宮の速谷神社に参詣してから、電車に乗って

 

 

 

広島市佐伯区の塩屋神社までやってきました

 

 

 

厳島神社の摂社として推古天皇の御代に創建されたそうです

御祭神はサルタビコ、相殿にシオツチ

 

拝殿前にあった「導き石」

 

 

 

拝殿

拝殿横にある社務所

その窓口の上には

 

授与物の札が何枚も下げられていました

なんか、大衆食堂のカウンターの上に掲げられているメニューみたい・・

 

奥の方へ進んでいきますと、

 

 

高い位置に、木々の隙間からわずかに本殿が見えました

こちらの社殿の中には

なにやら小さなお神輿が保管されていました

 

境内の奥には「竜宮神社」がありますが、その前に

 

 

恋の行方を占う「良縁の石」だそうです



こちらは「恋文の玉」

 

・・・俺にはかんけーねーか・・・

 

竜宮神社

 

海神の娘であるトヨタマヒメとタマヨリヒメの姉妹を祀っております

皇室の祖先である山幸彦とその子ウガヤフキアエズのそれぞれの妃となった女神です

 

「かつらの木」

 

山幸彦が海神の宮殿(竜宮)に行ったときに門の前にあったかつらの木の上に登り、トヨタマヒメが出てくるのを待ちました

 

境内を出て駐車場のほうへ

駐車場の真ん中に何やら祠が建っています

 

「腰掛石」

お参りした後で腰掛石に座ると神様に背中を押してもらえるんだそうです

 

その奥

「湯蓋道空神社」

 

御祭神は「湯蓋道空命」

 

 

御祭神の湯蓋道空は神様の導きで大金持ちとなり、神様への恩返しとして世のため人のために尽くしたそうです

その子の道裕は親に逆らって反対のことばかりする「あまんじゃく」でした

道空は死の間際「私の墓は津久根島に建ててくれ」と遺言し、道裕は最後だけは親の遺言を守ろうと津久根島にお墓をたてたそうです

 

こういう昔話の場合、親は「息子は何でも反対のことをするから」と言って望みとは反対のことを遺言し、

息子は「今まで反対のことしてきたから最後だけは・・」と親の遺言通りに実行して恥をさらす、というオチがつくことも多いのですが、

ここではそういうオチは無いようです。

 

湯蓋道空神社の裏手の「山香ばし」の木

 

 

さて、そこから歩いてJRの五日市駅まで歩いてきました

 

五日市駅前にあるネットカフェの「快活CLUB五日市駅前店」

今夜はここに泊ることにします

 

 

施設名 塩屋神社
所在地 広島県広島市佐伯区海老山町8-12
電話 082-922-5128
FAX  
営業時間  
定休日  
料金 境内無料
交通 ☆JR五日市駅広島電鉄広電五日市駅より徒歩10分
広島電鉄佐伯区役所前駅より徒歩10分
バリアフリー情報 駐車場より直接境内に入場できる
 

 
駐車場

 令和5年8月現在

 

 

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