陸奥国を行く 10
宮城県仙台市、聖武天皇の詔により建立された陸奥国分寺跡を見学してきました
お寺の維持・管理を務める和尚を別当といい、陸奥国分寺の代々の別当が住したそうです
陸奥国分寺は中世には衰退しましたが、初代仙台藩主の伊達政宗により再興され、江戸時代には25もの僧房をもつ大寺院となりました
明治になり仙台藩の保護を失い廃仏の風潮もあって24の僧房が廃絶し、唯一残った別当坊が陸奥国分寺を継承しています
宗教法人としての本部もここに置かれています
玄関わきではお地蔵さんが見守っています
本堂
本堂から続く建物
その玄関前に立つ像
「修行大師」だそうです
陸奥国分寺は現在は真言宗のお寺となっていますので、弘法大師の像でしょうか
大塔
大塔とは「六大法身塔」の略称で大日如来を祀る塔のことだそうです
昭和57年11月落成
塔にかかる扁額
「陸奥国分浮図」とでもかいてあるのでしょうか
塔の前に立つ石仏
光明殿
「屋内納骨墓苑」だそうです
陸奥国分寺本坊の駐車場の隅に、お堂と鳥居が見えます
左側のお堂は「本薬師堂」
薬師堂が造営されるまで御本尊の薬師如来が祀られていたお堂だと伝わります。
昭和40年から「姥神社」の御祭神と「正善院の聖観音」が合祀されているそうです
右側、鳥居の奥に木造の祠が建てられています
「紫稲荷神社」だそうです
では、国分寺を離れて歩いていきます
途中、四方向からの車道用信号と歩行者用信号を一体にまとめた、珍しいUFO型信号機がありました
それにしても暑い! 今年(令和5年)7月、今までにない猛暑です!!
施設名 | 陸奥国分寺本坊 |
所在地 | 宮城県仙台市若林区木ノ下2丁目8‐28 |
電話 | 022-256-1883 |
FAX | 022-299-2955 |
営業時間 | |
定休日 | |
料金 | 境内無料 |
交通 | 仙台市営地下鉄 東西線 薬師堂駅より徒歩10分 |
バリアフリー情報 |
|
駐車場 | 有 |
令和5年7月現在
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