九州横断鉄道の旅 8
九州横断鉄道の旅、別府・大分から豊肥本線を通って熊本までやってきました
ここから航路で島原まで移動し、島原から長崎まで再び鉄道で移動する予定です
熊本から島原までの航路には、九商フェリーと熊本フェリーの2社が運行しています。
九商フェリーは所要約1時間、平日9往復、大人片道890円。便数と値段で熊本フェリーより優位に立っています。
一方、熊本フェリーは高速フェリーを導入し所要約30分、平日6往復、大人片道1550円。所要時間ではこちらの方が優位で、九商フェリーの半分です。
今日は九商フェリーに乗りますが、まずは熊本駅から熊本港まで行かなければなりません
熊本駅西口の貸切バス専用駐車場にマイクロバスが停まっています
九商フェリーの送迎バス
15時25分に発車します
なお、送迎バスへの乗車に関しては前日までの電話予約が必要なのでご注意を
車内
乗り込むとき、運転士さんからこんなネームホルダーを手渡されました
船内の売店でこれを出して運賃を払うように、とのことです
え・・・フェリーターミナルのチケット売り場でなくて、船内の売店、って・・・どういうことなんだろう・・・?
バスは発車し、熊本市街地から郊外に出てきました
バスは熊本港大橋を渡っていきます
熊本港は熊本港大橋を渡った先、熊本市の沖合、有明海に造られた人工島にあります。
元々有明海は遠浅の干潟が広がる海で、大型船舶が発着する港は造れませんでした。このため三角港が整備され、三角港から熊本市内までの連絡のために鉄道が敷かれました(現在のJR三角線)
しかし近年になり大型船も入港できるようになった熊本港が整備されました。
かつては三角港から発着していた島原行きのフェリーも、現在では熊本港から出ています。
橋を渡って熊本港のある人工島に入り、
フェリーターミナルが見えています
バスはフェリーターミナルの前で止まる・・・と思っていたら・・・
駐車場をぐるっと回って
駐車場のはずれに止まりました
どうやらここは送迎バスの乗客専用の乗船口みたいで、
ここからフェリーターミナルを通らず直接フェリーに乗れるようです
運賃を払うのがフェリーターミナルではなく船内の売店で、と言われた意味がここで分かった
ここまで乗ってきた送迎バス
フェリーの方へ向かいます
ブリッジの先の方に見えている九商フェリー
船内の客室
前方にある「特別客室」
ちょっとドアを開けて覗いてみましたが、誰もいません
まあ、所要1時間程度の航路で、330円も払って利用する必要もないでしょうね
と言っても、出港前のわずかな時間だけ開いて、すぐにカーテンが閉められました
売店としての営業はしてなくて、送迎バスからの乗客の運賃徴収のためだけに開いた、という感じです
ここでバスの中でもらったネームホルダーを渡し、運賃890円を支払います
船室から出てきました
講武デッキ
島原までの1時間、ここで過ごすとしましょう
さっきまで降っていた雨も、もう止んでいます
車両の積み込みも終わったようです
16時5分、出港します
熊本港を離れていきます
海中のブイ
等間隔で並んでいます。航路を示しているのでしょうか
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