神社の周囲は和気公園として整備されており
藤棚が一面に張り巡らされています。
花の咲く季節だとさぞ見事でしょうね。
奈良時代の769年、称徳天皇の御代、皇室に取り入った僧・道鏡の陰謀により、宇佐神宮から「道鏡を次の皇位につけよ」と神宣が出たとされて朝廷は大騒ぎになりました。しかし和気清麻呂を勅使として宇佐神宮に派遣したところ、この神宣は偽物と判明します。
道鏡の怒りを買った清麻呂は「穢麻呂（きたなまろ）」と改名させられて大隅の国に流罪となるが、翌年称徳天皇が崩御し道鏡が失脚、穢麻呂は清麻呂に戻って京に帰り政界復帰しました。
この地で和気清麻呂を支えた「稲積翁」
清麻呂と協力して里人のために尽くしたそうです。
小山の上に立つ石碑には「忠烈和氣公之遺跡」、そのほとりに立つ石碑に「義人稲積翁之碑」と彫ってあります。
江戸時代の末期、薩摩藩主の島津斉彬によって調査が行われ、この地が和気清麻呂が配流された地だと判明したそうです。
藤棚が広がっています。
和気清麻呂の出身地、岡山県和気郡和気町の藤公園から寄贈されたそうです。
ちなみに清麻呂つながりで和気町と霧島市は姉妹都市提携を結んでいるそうです。（旧牧園町からの継承）
些少ですが募金させていただきました
和気公園の広場から見る和気神社の鳥居
さて、藤棚の並ぶ広場の奥に
展望台に上る小道がありました
登ってみますと
小さなあずまやがありました
ここが「展望台」のようです。
しかし、木々が茂っていて
「展望台」とはいうものの、まったく展望は聞きません
元の小道をたどって広場に降りてきました
ここから「犬飼滝」のほうに降りて行ってみます。
| 施設名 | 霧島市立和気公園 |
| 所在地 | 鹿児島県霧島市牧園町宿窪田3986 |
| 電話 | 0995-54-6410（和気公園） 0995-64-0895（霧島市商工観光部観光PR課） |
| FAX | |
| 営業時間 | |
| 定休日 | |
| 料金 | 入場無料（藤まつり開催期間中を除く） |
| 交通 | ☆JR隼人駅より鹿児島交通バス鹿児島空港行きに乗車 ☆JR国分駅より鹿児島交通バス霧島いわさきホテル行きに乗車 ☆鹿児島空港より鹿児島交通バス隼人駅行きに乗車 いずれも「妙見温泉」下車徒歩40分 （いずれも本数少ないので注意） |
| バリアフリー情報 | 駐車場より公園までほぼ段差無し、ただし公園内は舗装はされていない。多目的トイレあり。 |
| 駐車場 | 有 |
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