カリバ旅行記

狩場宅郎のカリバ旅行記。温泉、鉄道、路線バスなど。

天降神社


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すでにバスは出ていてその姿はありません。
さあ、ここから薬王寺温泉まで歩くぞ!!

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で、バスに乗ってきた道を歩いて引き返します。
その途中にあったのは

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降神社。

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境内。きれいに整備されています。地元の方がきちんと手入れしているのでしょう。

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拝殿内部。左奥の額には

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祭神 大己貴神
        素盞嗚神
        少彦名神

由緒

聖武天皇神亀元年創立  後二条天皇嘉元三年 今の地に遷し奉る

神社名にある天降というのは、ニニギの命が天から地上に降りたことを言います。ニニギの命は皇祖・天照大御神(あまてらすおおみかみ)の孫で、現在に続く皇室の先祖です。日本を支配するために天から地上に降りました。

祭神の大己貴(おおなむち)はニニギの天降まで日本を統治していた大国主の命の別名です。
素盞嗚(すさのお)は大国主の父親(日本書紀による、古事記では6代前の先祖)
少彦名(すくなびこな)は大国主と一緒に日本の国作りをした神様です。

天降とは、これら大国主の一族にとっては、国の主権を奪われた屈辱的な事件のはず。(出雲大社の頁参照)
なぜ、そんな大国主の一族を祭る神社に「天降神社」なんて名付けたのか、不思議。

神亀元年というのは西暦724年、時代区分でいうと奈良時代。嘉元三年は西暦1305年、鎌倉時代の終わりごろですね。

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境内に合った案内板。「あまふりじんじゃ」とよむようですね。
「てんこう」「あもり」「あまくだり」などという読み方もありますが、いずれにしても天の神様が地上に降り立ったことを意味する言葉です。

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本殿

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境内にあった大木

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樹齢800年だそうです。鎌倉時代から生えてたんですね。

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降神社を後にして、先に歩きます。

白鬚神社 につづく 

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