カリバ旅行記

狩場宅郎のカリバ旅行記。温泉、鉄道、路線バスなど。

古湯温泉 東京屋

杉乃家の紹介ページで、古湯・熊の川温泉で入浴料500円以下のところは全部入った、と書きましたが、実は漏れているところが一か所あります。
 
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東京屋、温泉街のメイン通りに面して、英龍温泉の隣にある温泉宿です。入浴料は一応 「500円」 と案内されています。
しかしここ、日帰り入浴ができるのは79月の夏の間のみ、しかもインターネットサイトや各種パンフレットを隅々まで見ても、入浴時間の情報がどこにも見つかりません。日帰り入浴がしにくい施設ではあるようです。
 
7月の日差しが暑いある日、昼前ごろ、東京屋を訪れてみました。暖簾をくぐって中に入り、「こんにちは~」と声をかけると、下着姿の腹の出たおっさんが出てきました。日帰り入浴を申し込むと 「いま湯を落としたばっかり、あと2時間はかかる」 と言います。そして続けて 「となりに行ったらどうですか」 と言います。
『となり』 とは英龍温泉のことでしょう。そこに行くつもりなら最初からここには来ないよ、あほか・・・と思いましたが、清掃中なら仕方がない、さして腹も立たずに引き返しました。
 
ならば・・・と、次に8月の、やはり日差しの暑い日、今度は午後の14時ごろ訪れてみました。今度は作務衣姿の女性の方が出てきました。日帰り入浴を申し込むと 「今日は無理です、この通り」 と言って、玄関にずらりと並んだスリッパを指さしました。
その並んだスリッパが何なんだよ!と、今度は少々むかつきました。
 
さて、3回目はもう、行く前に電話して入浴の可否を確認してから行ってやろう・・・と思ってましたが、仕事の都合もあり、2回も断られたところにそう無理していくこともないか・・・と考えている間に、結局行かずじまいで秋になってしまいました。
 
まあ、こんな状況なら、例えば熊の川温泉湯の里みたいに最初から「日帰り入浴不可」と公表していたほうがよっぽどいい。これなら「それが宿の方針なんだ」と思うだけで、それ以上の感情を持つことはありません。
東京屋みたいな中途半端な状況は、実際行ってみたら断られたわけで、非常に印象良くありません。
 
創業元禄元年、古湯で一番古い老舗で、お湯は源泉かけ流し、加温・循環無し、だそうですが・・・しかし来夏改めて訪れることは無いでしょう。

東京屋
  佐賀県佐賀市富士町大字古湯836
  電話 0952-58-2005


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