杉乃家は古湯温泉街とは離れて、嘉瀬川の対岸の丘の上にあります。
佐賀方面から国道を離れ、温泉街とは対岸の細い道を進んでいきます。大正3年に作られたという煉瓦造りの発電所を過ぎると、杉乃家旅館へ行く上り道が現れます。かなりの急勾配で、軽自動車のエンジンは大きなうなり声をあげながらやっとかっと上っていくと旅館が見えてきます。
中に入り、声をかけると作務衣姿の宿の方が出てきました。ぬる湯手形を出し受付処理をしてもらいます。
廊下を進み、いったん渡り廊下に出て、すぐ横の階段を下りて脱衣室へ。
入ってすぐ、コインロッカーがあり、その奥に棚と藤製の棚が並んでいます。
露天風呂は時間帯により男女が交代します。今は正午過ぎ、男性の入浴時間で、13時から女性用の時間になるそうです。
まず内湯に入ってみます。ガラス張りの浴槽からは、古湯市街が一望できます。
入って右側に洗い場があり、左側に浴槽があります。浴槽は二つに分かれており、窓側が低温の湯、奥が高温の湯となっています。
浴室内にはおっさん二人、先客がいましたが、すぐに出ていきました。
少し低温の湯につかってから、いったん脱衣室に出て、露天風呂に移動します。
露天風呂からは季節の風を感じながら、古湯市街と遠くの山々を見渡すことができます。
しばらく湯につかってから、再度内風呂に移動しました。
一時間も低温のお湯につかっていたでしょうか。ちょっと塩素臭が気になりました。
それから高温の湯にしばらく浸かり、外に出ました。
これで、古湯・熊の川温泉の、(各種割引も含めて)500円以下で入浴できる湯には全部入ってしまいました。
渡り廊下から庭園を望みます。少し木も色づき、秋も深まってきているようです。
旅館杉乃家
佐賀市富士町大字小副川2635
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