山陽本線の電車で瀬野駅までやってきました
スカイレールのみどり口駅のほうへ向かいます
駅名は違いますが、同一場所にあります
スカイレールは山陽本線瀬野駅に隣接したみどり口駅からみどり中央駅まで1.3kmを結びます。
懸垂式モノレールとロープウェイを組み合わせたような新交通システムで、懸垂式モノレール車両を駅間はワイヤーロープで、駅構内ではリニアモーターで駆動する。
従来のロープウェイやゴンドラリフトは風に弱く都市交通には不向きであるが、スカイレールは車体の支持・案内を桁構造と車輪で行っているため風にも強い、そうです。
法的には「軌道」、すなわち路面電車と同じ扱いです。
開業は平成10年8月、しかし維持費を含めた採算性の面からこのほど廃止されることが決まりました。
当初は今年(令和5年)12月末で運行所終了の見込みでしたが、代替交通となる電気バスの整備の遅れのため令和6年3月末での運行終了ということになっています
自動券売機で乗車券を購入します
その乗車券
QRコードが印刷されていて、
自動改札機にはQRコードを読み込ませて入場します
ホームに上がると、ホームドアの向こうに小さなゴンドラが停まっていました
日中はおおよそ15分毎に運行されています。
運転士はいない、無人運転です
発車します
急勾配をぐんぐん上っていきます
眼下に小さく見える町
途中駅のみどり中街に近づきます
ここでみどり口(JR瀬野駅)方面に向かうゴンドラと交換しました
軌道は複線なのでなにも駅で交換する必要はないのでしょうが、日中15分間隔の運転だとここで交換することになるようです
高い場所をゴンドラは進んでいきます
そしてゴンドラに乗って約5分、終点のみどり中央駅が見えてきました
終点のみどり中央駅
ゴンドラはここで乗客を降ろした後、この奥でUターンしてみどり口駅(JR瀬野駅)のほうへ向かうようです
乗客が降りた後のゴンドラ客室内
前後に4人掛けシートがあり、座席定員は8名です
つり革がぶら下がっており立席乗車も可能です
と思うと、ブザーが鳴ったので、慌てて降りました
閉まったホーム越しに奥の方を見ると、何台かのゴンドラが停まっています
日中は15分おきの運行ですが、朝夕の通勤通学時間帯は運転間隔を詰めて多くのゴンドラが運行されます
集札は無く、乗車券の回収は乗客任せとなっています。
QRコードで管理されていますので、持ち帰ってもおそらく再使用はできないと思われます。
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