九州横断バスの旅 1
10月後半のある日、福岡から高速バスに乗って大分までやってきました。
大分市内の中央通り停留所で降ります。
終点の大分新川に向かって走っていくバスを見送ります。
道路を渡ったところにある、大分中央通り停留所の高速バス乗り場
バス乗り場から歩道を挟んでトキハデパートの一階には、待合室・トイレや予約・発券機能を供えた大分バスの窓口があります。
乗降場所こそ路上であるものの、実質的には大分市内の中心バスターミナルといった感じです。
さて、今回「九州横断バスの旅」と銘打って、九州の大分から長崎までバスに乗って移動したいと思います。
まずは大分から熊本までの特急バス「やまびこ号」に乗って熊本まで向かいます。
ちなみに今回、SUNQパス(サンキューパス)を使用しています。
SUNQパスは九州島内と下関の高速バス・一般乗り合いバスのほとんどが乗り降り自由となるフリー乗車券です(コミュニティバスなど一部乗れない路線あり)
利用可能な地域と有効期間によりいくつか種類がありますが、今回「北部九州・2日間」を購入しております。これは期間限定(2022.9.3~2022.12.23)で発売されているもので、価格は5000円。
福岡から大分までの往復運賃が5760円なので、単純に往復するだけでも安いです。
歩いて金池ターミナルまでやってきました。ここが「やまびこ号」の始発地です。
「ターミナル」と言っても、ここから出るバスは限られており、熊本行き「やまびこ号」と佐伯・臼杵方面のバスだけです。上り方面は県庁正門前停留所が終点となり、金池ターミナルが終点となるバスはありません。
かつてはホームがいくつもあり、建物内には出札窓口もあって店舗も入っていたそうですが・・・
今は建物の片隅にひっそり乗り場があるだけです。完全にバスターミナルとしての機能は失われています。
トイレもありませんのでご注意を。
今は先述の通り、中央通り停留所が実質的な大分バスのターミナルとなっています。
奥を見ると、広い敷地に何台ものバスが停まっています。
次々とバスが出ていきますが、金池ターミナルには停まりません。
そこに入ってきました、金池ターミナル10時29分発の熊本行き特急バス「やまびこ号」
熊本と大分を結ぶ「やまびこ号」は、熊本に拠点を置く「産交バス」と大分の「大分バス」の共同運行です。10時29分発の便は大分バスの運行です。
一日7往復してますが、令和4年10月現在では感染症の影響により2往復が運休しています。
金池ターミナルから乗り込んだのはぼくひとりでした。
車内はトップドア4列リクライニングシート、トイレ付き。
ただしトイレがあるのは大分バスだけで、産交バス運行便にはついてないらしいので、ご注意を。
座席の下部にはフットレストもついています。なかなか豪華仕様です。
モケットに印刷してあるのは、高崎山の猿、大分特産の椎茸、それに佐賀関のお魚でしょうか。
バスは市内のいくつかの停留所に停まりながら、
さっき見てきた、大分バスの中心ターミナルともいえる中央通り停留所に停まります。
ここで数名の乗客が乗り込んできました。
そしてJR大分駅に隣接した要町停留所
ここでも数名の乗客が乗ってきます。
由布院温泉から流れてくる大分川を渡ります。
バスは大分市内から郊外に出て、
米良バイパス入口停留所
ここまでが乗車のみのクローズドドア区間。この先、阿蘇くまもと空港までが乗降ともできる区間となります。
高規格の道路を快調に進んでいきます。
とはいえ、一般道であり、高速道路でも有料道路でもありません。
やまびこ号は「特急バス」という種別になっています。
バスの優等種別には「高速」「特急」「急行」などがありますが、
基本的に「高速」が高速道路を走行し、「特急」「急行」は一般道を走行する、と区別されているようです。
会社・地域によって違いはあると思いますが・・・
山の中を阿蘇に向かって進んでいきます。
そして、竹田温泉の日帰り入浴施設、花水月が見えてきました。
温泉施設の目の前にある竹田温泉花水月停留所。
次>>> やまびこ号 竹田温泉花水月~阿蘇駅前 - カリバ旅行記 (hatenablog.com)
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やまびこ号 大分バス
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