武蔵国を行く 4
福岡から夜行バスで新宿について、そこから中央線の電車で西国分寺で降りてから歩いてきました
西国分寺を降りてから歩いてきたこの道、「伝鎌倉街道」というそうです
鎌倉時代の幕府所在地であった鎌倉と各地とを結ぶ主要道路のひとつで、周辺諸国の武士団や物資を運ぶ重要幹線道路でした
鎌倉から町田・府中を経て上野(群馬県)・信濃(長野県)方面に伸びていた「鎌倉上道」の名残と言われています
切通の左右に小径が伸びています
「尼寺北方の塚」というのがあるそうです
登って行ってみますと、
旧来「土搭」といわれ、国分寺に関係を有するものとされてきたが、2度に及ぶ発掘調査の結果、中世(14・15世紀頃)において種々の祈願の成就を得るために作法に則り本尊に対し祈祷するために築かれた修法壇跡で、伝祥応寺との関係を有するものと推考される、
だそうです
案内板の横に藪が茂った小山がありましたが、これが「塚」でしょうか
いったん戻り、
今度は国分尼寺に向かて右手(西側)の方の小径、
上に登ると「伝祥応寺跡」です
行ってみます
上に登ってみますと、
そこはだだっ広い空き地でした
ここに昔「伝祥応寺」が建っていたようです
尼寺伽藍の一部とする説もあったが近年の調査によって、鎌倉時代末頃に建てられた寺跡と判明し、本多四丁目の祥〇〇の前身にあたると考えられている、
そうです
(〇〇の部分は案内板の劣化のため判読不能)
切り通しを抜けると武蔵国分尼寺跡が見えてきました
武蔵国分尼寺跡の方へ向かって歩いていきます
施設名 | 伝鎌倉街道 |
所在地 | 東京都国分寺市西本町4丁目 |
電話 | 042-300-0073(国分寺市教育部ふるさと文化課史跡係) |
FAX | 042-300-0091(同上) |
営業時間 | |
定休日 | |
料金 | 無料 |
交通 | 西国分寺駅より徒歩10分 |
バリアフリー情報 | |
駐車場 | 無 |
令和6年6月現在
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