常磐線 いわき~水戸

鉄道唱歌で行く常磐線 4 / 青春19令和5年夏紀行 初日

 

仙台を早朝に出て、常磐線の上り鈍行列車でいわきまでやってきました

 

さらに乗り換えて進んでいきます

いわき8時42分発水戸行き鈍行列車

 

3扉セミクロスの車内

 

定刻に発車し電車は進んでいきます

 

内郷駅

昭和31年に現駅名に改称されるまでは綴駅と称していました

 

湯本駅

 

 

 

泉駅

 

鐵道唱歌 奥州線-磐城線 五〇

 

綴湯本をあとにして

ゆくや泉の驛の傍

しるべの札の文字みれば

小名濱までは道一理

 

 

 

 

勿来駅

 

勿来関八幡太郎義家(源義家)が

「吹く風を 勿来の関と 思えども 道もせに散る 山桜かな」

と歌に詠んだことで知られています

 

鐵道唱歌 奥州線-磐城線 五一

 

道もせに散る花よりも

世に芳ばしき名を留めし

八幡太郎が歌のあと

勿來の關も見てゆかん

 

 

 

大津港駅

昭和25年に現駅名に改称されるまでは「関本駅」と称していました

 

鐵道唱歌 奥州線-磐城線 五二

 

關本おりて平潟の

港にやどる人もあり

岩の中道ふみわけて

磯うつ波も聞きがてら

 

 

 

 

磯原駅

 

高萩駅

 

鐵道唱歌 奥州線-磐城線 五三

 

あひて別れて別れては

またあふ海と磯の松

磯原すぎて高萩に

假るや旅寢の高枕

 

 

日立駅

昭和14年に現駅名に改称されるまでは「助川駅」と称していました

 

 

 

常陸多賀駅

こちらも昭和14年に改称されました。それまでは「下孫駅」と称していました

 

久慈川を渡ります

 

東海駅

人口3万7千人の「村」の代表駅です

 

 

 

そして電車は茨木県の県都、水戸へ入ります

 

 

終点の水戸、10時10分着

 

鐵道唱歌 奥州線-磐城線 五四 五五 五六

 

助川さして潮あびに

ゆけや下孫孫も子も

驛夫の聲におどろけば

いつしか水戶は來りたり

 

三家の中に勤王の

その名知られし水戶の藩

わするな義公が撰びたる

大日本史のその功

 

文武の道を弘めたる

弘道館の跡とへば

のこる千本の梅が香は

雪の下よりにほふなり

 

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