鷲宮神社 前編

はかた号で関東へ 5

 

埼玉県久喜市鷲宮神社(わしのみやじんじゃ)の門前までやってきました

 

 

 

 



鷲宮神社は「出雲族の草創に係る関東最古の大社」なんだそうです

 

御祭神は天穂日命アメノホヒ)、武夷鳥命(タケヒナトリ)、大己貴命(オオナムヂ)

 

アメノホヒというのはアマテラスの次男です

オオクニヌシが支配していた日本に、その支配権をアマテラスに帰すよう交渉役として高天原から降りてきましたが、その使命を捨ててオオクニヌシの傘下に入りました。

オオクニヌシのもとで初代の出雲国造となっています。

 

タケヒラトリはアメノホヒの息子です

オオナムヂというのはオオクニヌシの別名ですね



 

アメノホヒと子のタケヒラトリが東国経営のために出雲族とともにこの地を訪れたとき、当地の鎮守としてオオナムヂを祀ったのが始まりだそうです(現在の境内の神崎神社)

 

その後、ヤマトタケルが東征の際に当地を訪れて先勝祈願を行い、アメノホヒとタケヒラトリを別宮に祀ったそうです(現在の鷲宮神社本殿)

 

 

 

 

 

鷲宮堀内遺跡」と彫られた石碑が建っています

 

境内地からは縄文時代古墳時代の住居の跡が見つかっているそうです

 

 

「光天之池」(みひかりのいけ)

 

鳥居の奥に池があり、

 

池のほとりに小さな祠が建っています

水の神ミヅハノメと、宗像三女神を祀る「御池社」(みいけしゃ)だそうです

 

光天之池のそばに建つ境内社

 

久伊豆神社

 

え?Quiz神社?

クイズの神様を祀ってるの?

 

・・って思ってしまいましたが、「ひさいずじんじゃ」と読むそうです

 

御祭神はオオナムヂ(オオクニヌシ

 

 

久伊豆神社

 

参道を進んでいきます

 

奥は手水舎、手前は井戸のようです

 

手水鉢

満々と水がたたえられています

 

井戸のほうは「渇水のため使用禁止」となっています

 

そして拝殿ですが、シートで覆われています(令和5年6月末に参詣)

 

屋根のふき替え工事を行っているそうです

 

 

 

テントが張られており、仮の拝所となっていました

 

 

 

シートで覆われた工事中の拝殿

 

拝殿の奥には本殿がふたつ並んでいます

 

写真奥(拝殿正面・向かって右)が鷲宮神社本殿で、アメノホヒとタケヒラトリを祀ります

手前(向かって左)が神崎神社(かんざきじんじゃ)本殿で、オオナムヂを祀ります。

 

 

裏側から見る、二つ並んだ本殿

 

施設名 鷲宮神社
所在地 埼玉県久喜市鷲宮1-6-1
電話 0480‐58-0434
FAX 0480-59-2021
営業時間  
定休日  
料金 境内無料
交通 東武鉄道鷲宮駅より徒歩8分
バリアフリー情報 境内段差無し
専用駐車スペース・多目的トイレ有
駐車場

 令和5年6月現在

 


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