カリバ旅行記

狩場宅郎のカリバ旅行記。温泉、鉄道、路線バスなど。

大御堂・神集場

社(やしろ)地区を歩く 1

 

ここからサブタイトルを「社(やしろ)地区を歩く」と変更します

 

湯原温泉のかじか荘に泊まってから、下湯原温泉をすぎて歩いてきました

 

社(やしろ)地区への入り口

この先、左(東)の方に進んでいけば社(やしろ)という集落です

 

そして社地区には「社の式内八社」と言われる神社群が存在しています

 

 

平安時代醍醐天皇の命によって編纂された「延喜式」に記載された重要な神社は「式内社」と呼ばれました

延喜式に記載された美作国11の式内社のうち8つが社地区に集中しているそうです

 

 

 

社地域は水源が豊かで災害が少なく、日照条件や土壌にも恵まれていました。

当時の都、京都にある仁和寺の領地だったことに加えて、人やモノの往来も盛んだったため、社地域は美作の中でも重要な位置にあったと考えられます、

なんだそうです

(社地域振興協議会のパンフレットより)

 

 

なにやら重厚そうな古そうな建物

グーグルマップには「神戸の館」(ごうどのやかた)と表示されています

何の施設なのかはわかりません

 

さらに歩いていくと、道路の脇に何やら屋根が組んであります

 

グーグルマップには「唐戸の名水」と表示されています

 

塩ビのパイプから冷たい水が流れ出していました

 

さらに歩いていくと、

 

見えてきました「大御堂」です

 

 

大御堂は寿永4年(1185年)の創建、その後何度かの再建・修復を繰り返しているものの、部材には室町時代以前の古材も多く残されています

 

 

神仏習合の時代の神宮寺なんだそうです

 

 

 

大御堂の内部

 

祭壇?

 

その上の扁額

消えかけていますが、なにやら仏像のようなものが見て取れます

 

天井からなにやら滑車があり、木製の鎖のようなものが下がっていました

何か意味があるのだろうか

 

外に出てきました
大御堂の隣に公民館のようなものがあります

その奥に

 

「神集場」(かんなつば)があります

 

社地区の式内八社の神様が一堂に集まる御旅所なんだそうです

 

 

神集場

 

 

 

 

 

では、神集場を離れて歩いていき、

 

二宮(ふたみや)まで歩いてきました

 

施設名 大御堂・神集場
所在地 岡山県真庭市
電話 090-1686-0292(社地域振興協議会)
FAX  
営業時間  
定休日  
料金 境内無料
交通

☆JR姫新線 中国勝山駅より真庭市コミュニティバス蒜山高原行きに乗車28分、社口停留所下車徒歩15分

岡山駅天満屋バスセンターより中鉄北部バス約2時間、中国勝山駅下車、上記の真庭市コミュニティバスに乗り換え

バリアフリー情報  
駐車場

令和5年5月現在

 

 



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