カリバ旅行記

狩場宅郎のカリバ旅行記。温泉、鉄道、路線バスなど。

早吸日女神社 前編

大分県大分市佐賀関町の速吸日女神社に来ています

 

鳥居に拝礼して通ります

 

この鳥居は初代肥後細川藩主の細川忠利が寛永17年(1640年)に寄進したものだそうです

 

 

 

「速吸日女神社は神武天皇東遷の途次、海女、黒砂(いさご)真沙(まさご)の二神が速吸の瀬戸(豊予海峡)の海底から、大蛸が守護してきた神剣を取り上げて天皇に奉献し、

 

その神剣を御神体として天皇自ら古宮の地に奉斎し、建国の大誓願を立てられた」

のが速吸日女神社の創始だそうです。

大宝元年(701年)に現在地に遷座されました。

 

御祭神は

八十枉津日神、大直日神、底筒男神、中筒男神、表筒男神、大地海原諸神」

だそうです。

 

八十枉津日神(ヤソマガツヒ)、大直日神(オオナオビ)の二神はイザナギが黄泉の国から帰ってきてからの禊で生まれた神様で、厄除けの神として祀られています。

それから住吉三神、その他大勢・・・ということですね。

 

 

総門

 

こちらも肥後藩主細川綱利の建立ですね

元禄10年(1679年)のものだそうです

 

 

速吸日女神社は肥後細川氏の信仰が厚かったようです。

 

境内を先に進んでいきます

 

手水舎

 

何やら塩ビのパイプが張り巡らされ、穴から手水が流れでるようになっていました

 

何やら井戸がありましたが、ここにも塩ビのパイプが張ってあります

 

鳥居の正面にあるのは末社伊邪那岐

参道は右にカーブして進んでいきます

 

参道の脇には何やらイボのようなのがありますが、

 

タコさんでした

神社の創設に関わった伝説のタコでしょうね

 

拝殿

 

 

宝暦13年(1763年)とも嘉永3年(1850年)の再建と伝えられています。

 

おおよそ100年近い開きがありますが、江戸時代の中~後期ですね。

 

 

奥へ進んでいきます。

 

 

本殿

 

宝永13年(1767年)、肥後藩主細川重賢による再建だそうです。

 

施設名 早吸日女神社
所在地 大分県大分市佐賀関3336-2
電話 097-575-0341
FAX  
営業時間  
定休日  
料金 境内無料
交通 大分駅前6番バス乗り場より急行佐賀関行きに乗車約1時間15分、終点の佐賀関下車、徒歩15分
☆JR日豊本線幸崎駅より上記バスに乗車(所要約18分)
バリアフリー情報  
駐車場

 

 

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早吸日女神社 ツーリズムおおいた

早吸日女神社 大分市観光協会