カリバ旅行記

狩場宅郎のカリバ旅行記。温泉、鉄道、路線バスなど。

早吸日女神社 中編

大分県大分市佐賀関町の早吸日女神社に来ています。

 

拝殿で手を合わせ、本殿の奥の方に来てみると、

 

パイプから冷たい水が流れ出ています。

 

古来より霊験著しい御神水、だそうです。

 

速吸日女神社 本殿

 

楽殿

 

戦国時代の慶長9年(1604年)、熊本城を築城した加藤清正が建立し、その後肥後藩主となった細川綱利が慶安3年(1650年)に改修したものだそうです。

 

 

中に安置されているのはなにやらファンタジーなタコさん

 

神社創設にかかわった伝説の大凧でしょうか。

 

神社の縁起によると、

「速吸日女神社は神武天皇東遷の途次、海女、黒砂(いさご)真沙(まさご)の二神が速吸の瀬戸(豊予海峡)の海底から、大蛸が守護してきた神剣を取り上げて天皇に奉献し、

 

その神剣を御神体として天皇自ら古宮の地に奉斎し、建国の大誓願を立てられた」

のが速吸日女神社の創始だそうです。

 

 

末社の伊邪那伎社

 

御祭神は日本の国土を創世したイザナギですね

 

「世界初のチタン屋根」なんだそうです。

 

炊井



三つ並んだ末社

 

向かって右、木本社
速吸の瀬戸(豊予海峡)で神武天皇が出会ったでシイネツヒコを祀ってあります。

 

 

 

中央の末社

ふたつの神社がひとつの社殿に入っているようです。

 

向かって右、相殿社

 

御祭神の健磐龍命」(たけいわたつのみこと)は神武天皇の孫で熊本の阿蘇地方を開拓しました。阿蘇神社の御祭神です。

「武内宿祢」は300年以上生きて景行・成務・仲哀・応神・仁徳の5代にわたって皇室に仕えたといいます。

 

向かって左、生土社

 

 

そして、向かって左端の社殿は「御供殿」

 

 

墨字が消えかけていますが、

正徳3年(1713年)に肥後4代藩主の細川宣紀が建立したものだそうです。

 

また別の境内の一角には、三つの末社がひとつに入った社殿

 

神社創建にかかわった黒砂(いさご)真沙(まさご)を祀る若御子社

 

第60代醍醐天皇を祀る天然社

スサノオの子である歳神様を祀る歳神社

 

 

施設名 早吸日女神社
所在地 大分県大分市佐賀関3336-2
電話 097-575-0341
FAX  
営業時間  
定休日  
料金 境内無料
交通 大分駅前6番バス乗り場より急行佐賀関行きに乗車約1時間15分、終点の佐賀関下車、徒歩15分
☆JR日豊本線幸崎駅より上記バスに乗車(所要約18分)
バリアフリー情報  
駐車場

 

 

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早吸日女神社 ツーリズムおおいた

早吸日女神社 大分市観光協会