身澄池・千光寺 - カリバ旅行記

出雲国風土記の伝承地を訪ねて　9

松江市の佐太神社に来ています。

鹿島歴史資料館を出てから少し歩いていきます。

主要地方道松江鹿島美保関線を佐太神社から松江方面に少し歩き、（有）田村モータースの前から佐陀川沿いの旧道に入ります。

佐陀川に沿って歩いていくと、なにやら銅像が立っています。

清原太兵衛というのはこの地域の治水事業に尽力した人だそうです。

佐太神社の参道にも石碑が建立されていました。

銅像の横から下の河原のほうに降りる石段が続いています。

細かい字で読みにくいですが・・・

「身澄池（みすみいけ）

・・・忌明けの時に海辺で潮を汲み、ジンパ藻（ホンダワラ）を採ってこの地にお参りし、身を清めて佐太神社または氏神様に参詣する禊の場所である。

・・・天明年間（一八七五～八七）佐陀川の開削に至って移転・縮小し、昭和八年の県道松江・恵曇線の工事により往昔の姿をしのぶべくもないが・・・」

一段低い所の満開の桜の下

この岩で囲まれたスペースが「身澄池」なのでしょうか

佐太神社や多久神社で見た「藻汐祓」がありました。

身澄池を離れ、先に進んでいきます。

「千光寺」というお寺がありました

山号は「天路山」というそうです。

行ってみます

苔むした石段を登っていく先には

御寺の本堂が見えてきました

本堂の横には何やら歴史のありそうなお堂があり

さらにその先

真新しい石造りの仏塔が見えました。

新田泰国の没後四六〇年に建立されたそうです。

では、お寺を後にして、バスに乗って松江市内まで戻ります

施設名	千光寺
所在地	島根県松江市上佐陀町6
電話	0852-36-6132
FAX
営業時間
定休日
料金
交通	☆JR松江駅（6番バス乗り場）より一畑バス恵曇線に乗車、天路前停留所で下車すぐ
バリアフリー情報
駐車場	有