賣布神社 - カリバ旅行記

出雲国伝承地を訪ねて　10

佐太神社・多久神社に参詣して、松江市内までバスで戻ってきました。

松江市内の「売布神社」（めふじんじゃ）

（なお、公式には「賣布神社」と称しているようですが、本文中は「売布神社」とさせていただきます）

鳥居に拝礼して中に入り、

神門の中に入ります。

日本創世のころ、イザナギとイザナミが神生みの段でお産みになった水門の神様です。

売布神社は出雲国風土記の意宇郡の寺社の項目に出てくる「売布社」（めふのやしろ）です。

「めふ」とは海藻や草木の豊かに生えることを意味している、のだそうです。

境内に入ります

手水舎

手水鉢の上には格子がかけられ、格子の下から竹筒が伸びてそこから水がちょろちょろ出ています。

直接水をすくって禊をします。

拝殿

ハヤアキツヒメが鎮座される本殿

注連縄が巻かれた御神木

途中で幹は斬られていますが、そこから枝が出ています。

境内末社の和田津見社

海の神様を祀ってあるんですね

本殿裏に末社がふたつ並んでいます

向かって左側、金刀比羅神社

讃岐のこんぴらさんの分霊をお祀りしてあるんでしょうね。

向かって右側、舩霊神社

「ふなだまじんじゃ」と読むのでしょうか。

御神木

末社の栄光神社

恵美寿社

という感じで、売布神社の参詣をして、外に出てきました。

宍道湖から流れ出る大橋川の、松江大橋のたもとにある八軒屋公園

満開の桜と大橋川

この横たわる石が「源助柱」でしょうか

なんかただの石のベンチのようですが・・・

松江大橋を渡ります。

今は松江市ですが、古代の地理区分では大橋川の南側（JR松江駅周辺）が意宇郡、北側（一畑電車松江しんじ湖温泉駅周辺）が島根郡となっています。

施設名	売布神社
所在地	島根県松江市和多見町81
電話	0852-24-3698
FAX
営業時間
定休日
料金	境内無料
交通	☆JR松江駅より徒歩10分
バリアフリー情報	境内段差無し。拝殿前にもスロープが設置してあり、直接参拝できます。
駐車場	有（3台分・満車の場合は社務所に連絡）