善通寺宿坊 いろは会館 前編

 
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今日の宿、このいろは会館を予約してあります。
 
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玄関入るとまず杖立があり、そこに予約してある宿泊者の名札が貼ってあります。巡礼の方はまずここに杖を置くのでしょう。
 
わたくし、狩場(の本名)の名札もありました。
 
けど、ぼくは杖も白装束も持っていません。ここはスルーして中に入ります。
玄関横の下足室に履き物を置くよう張り紙がしてあります。
入ってみると
 
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ここにも名札が貼ってあります。


靴を置き、スリッパに履き替えて中に。

 
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階段を上ると、フロントには作務衣を着た男性の方がおりました。
チェックインの手続きします。
宿泊料6100円(領収証には参籠料と記されていました)支払います。値段だけ見るとちょっと高めのビジネスホテル、といった感じですが、2食付の料金です。
 
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ロビーを通り抜け、階段上がると
 
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部屋にも名札が貼ってあります。
 
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広い!とゆーのが第一印象。この部屋を一人で使うの?
ただしバスルームも洗面台もない、畳の部屋だけです。畳も茶色く焼けて、擦り切れて穴が開いています。
フロントでは鍵は渡されません。この部屋、中からは鍵がかかります。しかし部屋を出るときは鍵がかかりませんので、開け放していくよりほかありません。
 
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現金貴重品は金庫に入れて、鍵は持って部屋を出てください。
 
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金庫の上にはお寺のパンフレット、仏教聖典、朝の勧業の申込書、案内文、など。
仏教聖典はビジネスホテルなんかでよく見るものです。普通、聖書とセットになってますが、さすがに聖書は置いてないですね・・・
朝の勧業は6時から、一口2000円を志納してください、だそうです。
 
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部屋の隅にはポット、お茶セット、タオル、アンケート。
右の大きい箱には急須と茶葉が、左の小さい箱にはおせんべいが一枚、入っていました。
 
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窓から見える、善通寺の街並み。
 
で、一息入れてから浴室へ。
ここの浴室、天然温泉を利用しているそうなのです。
 
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浴室に向かう廊下の窓から撮影。
 
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この奥ですね、正面が男性用、左に折れると女性用です。
 
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脱衣室。
 
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手前は貴重品ロッカーです。
 
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湧出温度18.4度。ほとんど水ですね。
泉温25度以上あるか、もしくは薬効成分を一定以上含んでいるか、どちらか一方に当てはまれば温泉を名乗ることができます。
 
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平成11年に温泉法適合、つい最近です。

熊の川温泉湯免温泉、そのほか全国各地に開湯伝説を残すお大師さんも、自分ちの足元から温泉が出るとはよもや思わなかったことでしょう。
 
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浴室内部。

他の方のブログでは、二つある浴槽のひとつが「空」で、なんか意味あるのか・・・なんて記述が出てきます。で、いざ行って見ると、確かに湯を貼ってあるのは一つだけ。
 
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ただそれら複数のブログ写真では、手前大きい方の浴槽に湯が張ってあって奥の小さいほうが空であるような画像になっています。今日は奥の小さいほうに湯が貼ってあり、大きいほうが空です。
してみると、単に宿泊者の人数によって使い分けたり、両方使ったりしているとゆーことではないでしょーか。
 
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まあそんなわけで、弱アルカリ性の肌触り良いお湯にゆっくりつかります。
 
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浴槽に面した窓からは、こんな感じ。
 
 
ゆっくりつかっておりました。他の宿泊者もぼちぼち入ってきたころ、湯を上がって出てきました。
 
 
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脱衣室には冷水機も設置してあります。

 
 
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