武蔵国を行く 11
東京都国分寺市、古代武蔵国分寺のそばにある武蔵国分寺資料館に来ています
第二展示室の方に進みます
この展示室では旧石器時代から江戸時代までの文化財が展示されています
市内で出土した縄文土器ですね
縄文時代草創期からの土器や住居跡が発見されているそうです
市内で出土した石器、
写真右側は旧石器時代の石器
左側は縄文時代後期の石製の装身具です
「板碑」
中性の供養塔の一種で、鎌倉時代から室町時代に盛んに作られました
国分寺市内には80基余りが現存しています
銅造観世音菩薩像
古代官道東山道武蔵路(上野国府と武蔵国府を結ぶ道路)に当たるところから発見されました
白鳳時代後期(7世紀末~8世紀初頭)に製作されたと考えられ、素材の胴の科学的分析結果から国内で初期に採掘された動画使用された可能性が高いそうです
朱鷺のはく製
平成23年にいしかわ動物園(石川県能美市)で生まれたもので、平成28年に寄贈され展示されています
唐草四獣文銅蓋
国分寺内の竪穴住居跡から発見されました。銅椀もしくは加盤(入れ子の容器)などの蓋と考えられています
獣形文と唐草文が施され、魚々子(小さな粒を刻んだ細工)が描かれており、正倉院蔵の佐波理蓋第二号の文様とも共通し、朝鮮半島で製作された可能性の指摘されています
左、武蔵国分寺跡の緑釉花文皿
武蔵国分寺周辺の竪穴住居跡から出土したもので、仏教儀礼に使用された仏法具と考えられます
右、多喜窪横穴墓出土の緑釉唾壷
被災者の副葬品と考えられ、平安時代中頃に造られたものと推定されます
医王山縁起
すなわち医王山国分寺の歴史を記した文書ですね
施設名 | 武蔵国分寺跡資料館 |
所在地 | 東京都国分寺市西元町1-13-10 |
電話 | 042-323-4103 |
FAX | 042-300-0091 |
営業時間 | 9:00~17:00(入館16:45まで) |
定休日 | 月曜日(祝日・振替休日の場合はその翌日) |
料金 | おたかの道湧水園の入園料100円が必要 |
交通 | 西国分寺駅より徒歩15分 |
バリアフリー情報 | |
駐車場 | 無 |
令和6年5月現在
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