今日はクルマ飛ばして英彦山(ひこさん)にやってきました。これから英彦山神宮(ひこさんじんぐう)を参詣します。
といっても、英彦山神宮の本社は標高1199mの英彦山山頂にあり、そこまでかなり険しい登山道を登っていかねばなりません。それはきついので、途中の奉幣殿まで行くことにします。
ここは英彦山神宮「銅の鳥居(かねのとりい)」横の駐車場
車を停めて、少し歩きます。
「英彦山花公園電車」の看板。
ここから英彦山神宮の奉幣殿の下まで「スロープカー」が出ています。
「電車」とありますが、法的には「鉄道」ではなく、エレベーターになるそうです。
まだ朝早いので、スロープカーは動いていません。
歩いて英彦山神宮まで登ります。
重要文化財の英彦山神宮「銅の鳥居」、石段の少し上のほうです。
入り口わきにあった「財蔵坊」の案内
銅の鳥居から少し上に登ったところにあるようです。
英彦山は「日本三大修験山」に数えられ、山伏の修行地として知られていました。参道沿線には山伏の坊舎跡が数多く残っています。
石段を登っていきます。
見えてきました、銅の鳥居(かねのとりい)
寛永14年(西暦1637年)、佐賀藩主鍋島勝茂の寄進により建立された青銅製の鳥居です。
江戸時代初期、3代将軍徳川家光の時代ですね。
「点内護法神」
「参拝人の中に不らちなものはいないか参道の入り口でチェックし・・」
ぼくは大丈だろうね・・
・・そのまま先に進めたから、おそらく点内護法神さまの審査は通ったんだろう・・
いまも神仏混仰の時代が色濃く残っています。
庭には黄色い蝋梅が咲いていました。
参道は果てしなく上のほうに続いています。
参道の途中、「下宮」だそうです。
参道の両脇には坊跡が無数存在しています。
そのひとつ、参道入り口の看板にもあった「財蔵坊跡」
材蔵坊、英彦山修験道当時のものがそのまま残る貴重な建物だそうです。現在は添田町歴史民俗資料館となっています。
通常は土日祝日の10:00~17:00まで内部を見学できるようですが、12月1日から3月15日まで冬季休館だそうです。
「浅草観音堂跡」
観音様が昔、祀られていたのでしょうが、今はただの荒れ地です。
建物が残っていない荒れ果てた坊の後も
さらに参道を登っていくと
ここから右に行くと、英彦山スロープカーの「花駅」
左側に行くと「別所駐車場」
ぼくは銅の鳥居の駐車場に車停めてきましたが、英彦山神宮にはこちらのほうが近いです。
そして英彦山神宮の奉幣殿まであと300m。
JR日田彦山線彦山駅より添田町バス30分銅の鳥居または別所駐車場下車(本数少ないので注意)
銅の鳥居より奉幣殿まで徒歩40分、スロープカー15分
別所駐車場より徒歩30分
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英彦山神宮