今日は久々に、福岡からクルマ飛ばして三瀬峠を越えて、熊の川温泉までやってきました
熊の川温泉の日帰り入浴施設、熊ノ川浴場
温泉名は「熊の川温泉」ですが、こちらの施設名は「熊ノ川浴場」です。
ちなみにここの地名は「の」も「ノ」も入らない「佐賀市富士町上熊川」です
中に入り、窓口で700円の入浴料を支払います
入浴料は15時以降に入ると500円となります
浴室に入ります
脱衣室の棚にはプラ製の篭
ロッカー利用料金は100円、入れたコインは戻ってはきません
では、浴室へ
誰もいません。ぼくひとりで貸し切り状態です。
けっこう人気ある共同浴場なのに、こんな状況は珍しい
浴槽は3つに分かれています
右側の浴槽は源泉そのままで加温されていません。
真ん中の浴槽は少しだけ加温されています
と言っても、一般的な入浴適温からは圧倒的にぬるいです
左端の小さな浴槽は、普通に入浴適温に加温されています
洗い場、
と言っても湯が出るシャワーはひとつしかありません
ソープ、シャンプーはありません
固形石鹸だけが置いてあります
湯がどんどん湧き出て、その分だけどんどん流れ出していくかけ流し浴槽です
で、源泉浴槽の湯・・と言うか、ほとんど水なんですが、
洗面器で湯を汲んで体を洗ってから、湯の中へ
ざぶんと入ります
うん、いい湯・・・というか、ほとんど水ですが、完全な水ではなく、ほんのりあたたかい程度の水です。
アルカリ性温泉のしっとりとした肌触りで、どんどん湧き出てくる新鮮な湯からは気泡が身体にまとわりつきます。
飲用泉もありました
真ん中の浴槽へ
こちらは少し加温されています。とはいえ、一般的な入浴適温からは圧倒的にぬるいです
そして左端の小さな浴槽
こちらは入浴適温に温められています
これらの加温されている浴槽にはちょっとだけ入って、
加温されてない源泉浴槽に戻ってきました
窓からは嘉瀬川の流れが見渡せます
昔、真夏に来た時は、この川の中に子供たちが入って遊んでいました
男性用浴室にはぼく一人だけですが、
衝立の向こうの女性用浴室からはさっきからおばちゃんのしゃべり声がぺちゃくちゃ響いてきています
源泉浴槽を独占し、ゆっくり入っていました。
いつまでも浸かっていたい熊の川温泉の源泉浴槽でしたが、
区切りをつけて出てきました
ドライヤーはありません
まあそのうち乾くだろう、と濡れた髪のまま出てきました
休憩室
休憩室から見る嘉瀬川
外に出てきました
熊ノ川浴場の隣
最初に来た時は昔来た時は廃旅館が立っていて、次来たときは更地にされて、その次来た時は重機が入って何やら工事が始ました。
そして今、真新しい建物が立っています
見た感じ福祉施設のような感じですが、看板も何も出ていなくて何の施設なのかわかりません。
玄関前にはロープが貼ってあります。平日の日中なのに、稼働している気配がありません
昔はこの通りに廃旅館が並んで不気味な雰囲気でしたが、今はすべて取り壊されて駐車場や更地になっています
そして通りの奥は嘉瀬川に突き当たって行き止まりとなります
「郭沫若(かくまつじゃく)」というのは支那の文学者で、熊の川温泉に逗留したことがあるそうです。
つきあたりから石段が降りていて嘉瀬川の方に降りることができます
嘉瀬川沿いに遊歩道が伸びています
引き返して、熊ノ川浴場の駐車場まで戻ってきました
駐車場の前には建設会社が立っていますが、社屋は旅館のような外観です。それもそのはずで、ここも昔は温泉旅館だったそうです。
現場から帰ってきた従業員が社内で温泉に入れたりするんだろうか・・?
施設名 | 元湯 熊ノ川浴場 | |||
所在地 | 佐賀県佐賀市富士町上熊川118 | |||
電話 | 0952-63-0021 | |||
FAX | 0952-64-2401 | |||
温泉名 | 熊の川温泉 | |||
源泉名 | 熊の川温泉 熊ノ川荘源泉 | |||
泉温 | 30.8度 | |||
泉質 | アルカリ性単純弱放射能温泉 | |||
利用形態 料金・営業時間 |
宿泊 不可 // 日帰り 可 / 700円(15時以降時間帯により変動) / 9:00~23:00(火・金休) |
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浴槽の管理 | かけ流し 一部浴槽で加温 消毒の有無 不明 |
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浴槽の種類 | 男女別 露天 無 内湯 有 |
混浴 露天 無 内湯 無 |
家族・貸切 露天 無 内湯 無 |
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備品・設備 | ボディソープ 固形石鹸のみ シャンプー 無 タオル(日帰り) 無 ドライヤー 無 ロッカー 有料(100円) |
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自動販売機 | ソフトドリンク 玄関前の屋外に有 アルコール飲料 無 瓶入り牛乳 無 アイスクリーム 無 その他 |
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食事処 | ||||
アクセス | JR佐賀駅より昭和バス古湯線に乗車38分、熊の川温泉前下車徒歩10分 | |||
駐車場 | 有 | |||
温泉について | 空海が唐から帰り全国行脚の途中、水鳥が水浴しているのを見て発見された温泉。 |
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