大分の旧跡を訪ね歩く 6
大分に来ています。
大国社に参詣した後、歩いて曲石仏(まがりせきぶつ)の入り口までやってきました。
この「曲石仏」、入り口が非常にわかりにくいです。グーグルマップを見ても、曲石仏そのものは出てきますが、そこに至る道は表示されません。
学校北側の校門に至る道ではなく、南側の行き止まりの道の方へ進んでいきます。
曲石仏の方へ歩いていきます
歩いていると、なにやら人工物が・・
この先にあった案内板によると、
「五輪塔二基を薄肉彫りにした龕や、七基の板碑を連続して彫り込んだ龕が造られています」
だそうです。
「龕」(がん)とは、「壁面に仏像・仏具を納めるために設けたくぼみ」だそうです。
五輪塔が彫られているのはわかるけど、
七基の板碑というのはよくわかりません。
先に進んでいくと、
ここが「曲石仏」のようです。
崖にくぼんだ洞窟の奥に安置された石仏、「釈迦如来像」だそうです。
手前には柵があって、近くまで寄っていくことはできません。
「頭・胸・腰・両膝を別々の石材で組み合わせ腰部を空洞化するなど寄木造の型式をとった石仏」「鎌倉中期以降、室町初めくらいの造物と思われます」
なんだそうです。
洞窟の右側入り口には、多聞天が彫られています
左側には持国天
そしてその左側にも洞窟があり石仏が安置されています。
こちらも柵があって近づくことはできません
平安時代末期の造仏と思われるそうです
という感じで、曲石仏を離れて、
来た時とは別の小径を下っていきますと、
こんなところに出てきました
そこからさらに歩いていきます。
施設名 | 曲石仏 |
所在地 | 大分県大分市曲 |
電話 | 097-357-5639(大分市文化財課) |
FAX | |
営業時間 | |
定休日 | |
料金 | 拝観無料 |
交通 | ☆JR豊肥本線滝尾駅より徒歩15分 |
バリアフリー情報 | |
駐車場 | 無 |
令和4年12月現在
(曲石仏に行くには盛岡小学校南側の行き止まりの道の方へ進んでいってください)
前<<< 大国社 - カリバ旅行記 (hatenablog.com)
次>>> 片島大分社 - カリバ旅行記 (hatenablog.com)
≪姉妹ブログ≫
鉄道唱歌の話
古事記の話
≪拙ブログをテーマ別にまとめたサイト≫
温泉の話
駅弁の話
記紀ゆかりの地を訪ねて
小説古事記
古代史探訪
≪参考リンク≫
曲石仏 大分市観光協会