カリバ旅行記

狩場宅郎のカリバ旅行記。温泉、鉄道、路線バスなど。

片島大分社

大分の旧跡を訪ね歩く 7

 

大分市に来ています。曲石仏を拝観してきました。

そこから歩いて次の目的に向かっていたのですが、

 

その途中に神社の参道入り口らしきものがありました

行ってみます

 

扁額には「片島神社」と彫ってありますが、

 

グーグルマップには「片島大分社」と表示されています。

 

手水舎

 

手水鉢には、普通の水道のような蛇口がついていました

 

御祭神は「豊門別命」と「大分君稚臣」だそうです。

 

豐門別命は景行天皇の第七皇子、と案内板に書いてあります。

日本書紀を見てみると「豊戸別御子は火国別’(ひのくにわけ)の始祖である」と記述がありました。火国とは「肥の国」、すなわち後の肥前・肥後のことなので、その地域の長官として都からやってきたのでしょう。

 

一方、大分君稚臣は案内板に「壬申の乱天武天皇に味方し武勲を上げ、右大臣・左大臣に次ぐ処遇をうける」と書いてあります。

大分氏(大分君)は豊後国大分郡を本拠地とする豪族です。

 

 

 

神社の創建は天保2年(1831年)だそうです。

江戸時代末期、ペリー来航の22年前のこと。神社としては比較的新しいですね。

 

 

拝殿

 

本殿

 

楽殿社務所と渡り廊下でつながっていました。

 

 

楽殿

 

末社の大将軍社と天神社

 

秋葉神社と稲荷神社

 

宮地嶽神社・尺間神社・生日神社

 

注連縄が巻かれた御神木

 

といったところで、一通り参詣し、

片瀬大分社から出て歩いていきます

 

 

JR豊肥本線が見えます

踏切渡ったところが目指す大分社のようです

 

石灯篭の間を通って、

 

踏切をわたって行きます。

 

施設名 片島大分社
所在地 大分県大分市片島734
電話 090-2858-6801
FAX  
営業時間  
定休日  
料金 境内無料
交通 ☆JR豊肥本線滝尾駅より徒歩10分
バリアフリー情報
 
駐車場

 令和4年12月現在

 

 

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≪参考リンク≫

片島里神楽 大分市観光協会