九州横断バスの旅 13
長崎の雲仙に来ています。
雲仙地獄、旧八万地獄を見学し、原生沼まで出てきました。
原生沼の周囲をめぐる遊歩道の入り口近く、木花開耶姫神社(このはなさくやひめじんじゃ)があるそうです。
原生沼を周る遊歩道の途中に木製の鳥居がありました。
木花開耶姫神社の参道の入り口のようです。
参道、といっても細い小径ですが、
木花開耶姫(このはなさくやひめ)というと、高天原から降臨してきた天孫二ニギに見初められて后となった神様ですね。
登っていくとかなりきついです。
そのうち、奇妙な形の石が現れました。
これは・・・
なにやら、その奇妙な形の石の横に、石造りの祠
ここが木花開耶姫神社のようです。
祠の前においてあるスチール製の賽銭箱は錆びて朽ち果てています。
元禄のころ(西暦1688~1704年、犬公方と言われた徳川綱吉の治世)から祀られているそうです。
「又良縁にも霊験が有るもので若い女性は顔を赤らめながらも拝むべし」と書いてありますが・・・
今どきの女の子、こんなのを見たところで赤くなったりしないでしょう。
いやそれ以前に、わざわざこんなところまで来る子はあんまりいないと思いますが・・・
石造りの祠
奥の洞窟には、なにやらこれもまた妙な形の石が・・・
横の立て札には「女神」と墨書きしてあります。
こちらには立て札は立っていませんが「男神」ということでしょうか
明治になってキリスト教的な価値観が入って来る前の日本では、古来より性とか性行為いうものは、隠すものでもタブー視するものではありませんでした。むしろ、ものを生み出す神聖なものとしてあがめられていました。
また参道をおりて原生沼まで戻ってきました。
原生沼
雲仙地獄の噴気が停まり、植生が回復してきた状態の泥炭湿地だそうです。
そこから公道を歩いて
雲仙バス停留所まで戻ってきました。
雲仙神社の鳥居がバス停の前にそびえています。
施設名 | 木花開耶姫神社 |
所在地 | 長崎県雲仙市小浜町雲仙 |
電話 | |
FAX | |
営業時間 | |
定休日 | |
料金 | |
交通 | ☆島原駅・島原港より島鉄バス雲仙行き ☆諫早駅より小浜温泉経由雲仙行き ☆長崎駅より長崎県営バス特急雲仙行き(一日3往復) いずれも雲仙停留所下車徒歩5分 |
バリアフリー情報 | |
駐車場 | 有料 |
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