周防国を行く 続編 4
阿弥陀寺に向かって自転車をこいで進んでいます。
しかし、この坂道、自転車で登るのは相当きつい
電動アシスト付きの自転車でなかったら、確実にヘタっていたわ・・・
えっちらおっちら、ようやく阿弥陀寺の門前にたどり着きました。
駐車場に自転車を停めます。
治承4年(1180年)、東大寺は戦火により焼失。時の後白河法皇は大仏を改鋳し大仏殿を再興しようとの悲願をされました。朝廷は周防一国の租税を東大寺に寄進し、東大寺から派遣された重源上人は佐波川上流の材木をいかだで流し、大仏殿を再建させました。
阿弥陀寺は重源上人が建久3年(1192年)に崩御されていた後白河法皇の厳正安穏を祈願し、文治3年(1187年)に創建したそうです。
その阿弥陀寺の参道の入り口に
なにやらお堂があります
コンクリートブロックづくりのお堂の中には5体の石仏
この中の左から2番目
頭光の上部のほぼ半分を欠損し、三日月形に見えるため、三日月地蔵と呼ばれるそうです。
永和2年(1376年)の刻印があり、製作年がはっきりしている石仏としては県内最古だそうです。
では、改めて参道へ
境内を整備するために一口200円喜捨してください、だそうです。
箱の中に100円玉2枚入れました。
杖が用意されていました
仁王門
手前の石柱には「禁葷酒入山門」と彫ってあります。
別に葷(ニラ・ネギなどの臭気の強い野菜)も酒も持っていないので、そのまま進んでいきます。
仁王門
門を守っている金剛力士像は鎌倉時代初期のもので、国の重要文化財だそうです。
左右に阿吽の仁王様
では仁王門をすぎて、参道を登っていきます。
施設名 | 東大寺別院 華宮山 周防阿弥陀寺 |
所在地 | 山口県防府市牟礼上坂本1869 |
電話 | 0835-38-0839 |
FAX | |
営業時間 | |
定休日 | |
料金 | 境内無料(環境維持のため一口200円の喜捨) |
交通 | ☆防府駅より防長バス阿弥陀寺行き、終点下車(本数少ないので注意) |
バリアフリー情報 | |
駐車場 | 有 |
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