鉄道唱歌で行く東北本線 3 / 青春18令和4年夏紀行 初日
宇都宮まで来ました。ここで乗り換えて東北本線を進んでいきます。
乗り換えの列車は向かいのホームに停まっていました。6時57分発、黒磯行き鈍行列車。
都心から乗って来た電車は10両の長い編成でしたが、この先3両だけの編成となります。
ロングシートの車内は満員でした。
宝積寺駅
縁起のいい駅名
西那須野駅
鉄道唱歌 奥州線‐磐城線 一五 一六
又立ちかへる宇都宮
急げば早も西那須野
こゝよりゆけば鹽原の
温泉わづか五里あまり
霰たばしる篠原と
うたひし跡の狩場の野
たゞ見る薄女郎花
殺生石はいづかたぞ
殺生石は九尾の狐が姿を変えたという伝説が残りますが、令和4年3月、真っ二つに割れているのが確認されました。
元の駅名は東那須野でしたが、新幹線の開通とともに改称されました。
満員だった車内はだいぶ空いてきました。
そして黒磯着、7時49分。
ここで乗り換えます。
7時54分発、新白河行き鈍行列車。
5両の長い編成でした。
車両はE531系というそうです。
形式番号の百桁代の「5」は交直両用電車を表すものです。東北本線は黒磯までが直流電化で、黒磯からは交流電化となるので交直両用電車が必要となります。
5両編成のうち前2両はロングシート
後ろ3両はセミクロスシートでした。
ボックス席に腰を落ち着けます。
定刻に発車。黒磯駅を出たところで交直流切り替えのデッドセクションとなります。
門司駅の交直流区間を走る旧型の415系はデッドセクション通過時に車内灯が消灯されますが、最新式のこの電車は明かりが消えることはありません。
ちなみにこのような形態になったのは平成30年からで、それまでは黒磯駅の構内で交直流を切り替える方式となっていました。
終点、新白河着、8時18分
鉄道唱歌 奥州線‐磐城線 一七
東那須野の靑嵐
ふくや黑磯黑田原
こゝは何くと白河の
城の夕日は影赤し
新白河駅では同一ホームでの乗り換えでした。
停まった電車の進行方向ずっと前に乗り換えの福島行き電車が停まっているそうです。
ずーっと前のほうに歩いていって、8時42分発の福島行きの鈍行列車に乗り換えます。
振り返ってみます。
車止めの向こうにここまで乗ってきた電車が停まっています。
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