早朝の上野を出てから盛岡まで、JR東北本線を北上してきました。JRの東北本線はここまで。ここから新幹線開業後に第三セクター化されたIGRいわて銀河鉄道でさらに北を目指します。
ところで時刻表には
「JR盛岡駅北口改札口(2階)とIGRいわて銀河鉄道盛岡駅改札口(1階)とは約200メートル離れています(所要約8分)」
と注記がしてあります。
次のIGRいわて銀河鉄道の列車は16時18分発。すなわち乗り継ぎ時間7分で、8分には1分足りません。
まあ、200mの距離が8分もかかるわけないし、7分もあれば十分余裕だろう・・・と思いつつも、時刻表にこんな記載があるとちょっと焦ります。
少々急ぎ足で、案内板に沿ってIGRいわて銀河鉄道の乗り場へ向かいます。
この先、青春18きっぷは使えないので、自動券売機で八戸までの乗車券を購入し、改札を中に入ります。
ここまでの所要約3分。充分余裕でした!
購入した乗車券。
ところで今日の予定は八戸まで。八戸で一泊し、明朝の列車で青森を目指す予定にしております。
なので八戸までの乗車券を購入したのですが・・・
購入した乗車券には「途中下車前途無効」の文言が無く、2日間有効と印刷してある・・・
とゆ―ことは、青森まで通しで購入して、八戸で途中下車してもよかったんだ・・・しまった!そうすれば八戸で分けて買うよりも安くなっただろうに・・・
スタンプが押されて入場した今となっては仕方がない・・・
盛岡16時18分発、金田一温泉行き鈍行列車。
しかしこの、「IGRいわて銀河鉄道」という会社名、なんだろうね・・・普通に「岩手鉄道」でもいいだろうに・・・
社名の由来は宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」に由来してるんんだろうが・・・
それまでの特定地方交通線を転換した第三セクターは正統派の名称が主流だったが、この盛岡以北の東北新幹線並行在来線を第三セクター化したあたりから、キラキラネームの会社名が増えてきた気がする。
むしろ、旧国鉄宮津線を運行している、純粋な民間企業であるWILLR TRAINSのほうが、営業上は正統派名称の「京都丹後鉄道」を名のっているのはなんとも・・・
ここでも運転台かぶりつきを決め込みました。
車内は3扉セミクロスシートですが、ロングシートとボックスシートが対角線上に配置されています。しかし混んでいて、座席はみんな埋まっています。
渋民村は石川啄木が幼少期を過ごしたところですね。
JR花輪線が分岐します。
平成14年に沼宮内駅から改称されました。
ボックスシートが空いたので移動します。
開業時(明治24年)の名称は「中山駅」で、大正4年に「奥中山」と改称、平成14年に現在の名称に改称されました。
「こずや」と読みます
そして一戸駅に到着
中山小鳥谷一の戸と
すぎゆくまゝに變りゆく
土地の言葉もおもしろや
鐵道唱歌はネタがなくなってきたのか、駅名の羅列になりました・・・
そして二戸着、17時26分。
列車は二つ先の金田一温泉まで行きますが、乗り換えの列車が二戸始発なので、ここで降ります。
ここまで乗ってきた列車を見送ります。
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