IGRいわて銀河鉄道 4535M 盛岡~二戸

鉄道唱歌で行く東北本線 8 

 

早朝の上野を出てから盛岡まで、JR東北本線を北上してきました。JRの東北本線はここまで。ここから新幹線開業後に第三セクター化されたIGRいわて銀河鉄道でさらに北を目指します。

 

ところで時刻表には

「JR盛岡駅北口改札口(2階)とIGRいわて銀河鉄道盛岡駅改札口(1階)とは約200メートル離れています(所要約8分)」

と注記がしてあります。

次のIGRいわて銀河鉄道の列車は16時18分発。すなわち乗り継ぎ時間7分で、8分には1分足りません。

 

まあ、200mの距離が8分もかかるわけないし、7分もあれば十分余裕だろう・・・と思いつつも、時刻表にこんな記載があるとちょっと焦ります。

少々急ぎ足で、案内板に沿ってIGRいわて銀河鉄道の乗り場へ向かいます。

 

この先、青春18きっぷは使えないので、自動券売機で八戸までの乗車券を購入し、改札を中に入ります。

ここまでの所要約3分。充分余裕でした!

 

 

購入した乗車券。

 

ところで今日の予定は八戸まで。八戸で一泊し、明朝の列車で青森を目指す予定にしております。

なので八戸までの乗車券を購入したのですが・・・

 

購入した乗車券には「途中下車前途無効」の文言が無く、2日間有効と印刷してある・・・

とゆ―ことは、青森まで通しで購入して、八戸で途中下車してもよかったんだ・・・しまった!そうすれば八戸で分けて買うよりも安くなっただろうに・・・

 

スタンプが押されて入場した今となっては仕方がない・・・

 

 

盛岡16時18分発、金田一温泉行き鈍行列車。

 

しかしこの、「IGRいわて銀河鉄道」という会社名、なんだろうね・・・普通に「岩手鉄道」でもいいだろうに・・・

社名の由来は宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」に由来してるんんだろうが・・・

 

それまでの特定地方交通線を転換した第三セクターは正統派の名称が主流だったが、この盛岡以北の東北新幹線並行在来線第三セクター化したあたりから、キラキラネームの会社名が増えてきた気がする。

 

むしろ、旧国鉄宮津線を運行している、純粋な民間企業であるWILLR TRAINSのほうが、営業上は正統派名称の「京都丹後鉄道」を名のっているのはなんとも・・・

 

ここでも運転台かぶりつきを決め込みました。

 

車内は3扉セミクロスシートですが、ロングシートボックスシートが対角線上に配置されています。しかし混んでいて、座席はみんな埋まっています。

 

 



渋民駅

 

渋民村は石川啄木が幼少期を過ごしたところですね。

 

 

 

好摩駅

JR花輪線が分岐します。

 

いわて沼宮内駅

 

平成14年に沼宮内駅から改称されました。

 

ボックスシートが空いたので移動します。

 

 

 

 

奥中山高原駅

 

開業時(明治24年)の名称は「中山駅」で、大正4年に「奥中山」と改称、平成14年に現在の名称に改称されました。

 

 

 

 

小鳥谷駅

「こずや」と読みます

 

そして一戸駅に到着

 

鐵道唱歌 奥州線‐磐城線 三六

 

好摩川口沼宮内

中山小鳥谷一の戸と

すぎゆくまゝに變りゆく

土地の言葉もおもしろや

 

鐵道唱歌はネタがなくなってきたのか、駅名の羅列になりました・・・

 

そして二戸着、17時26分。

 

列車は二つ先の金田一温泉まで行きますが、乗り換えの列車が二戸始発なので、ここで降ります。

 

ここまで乗ってきた列車を見送ります。

 

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